京都「よーじや」、脱・観光依存を掲げ装い新たにオープン

「よーじや ジェイアール京都伊勢丹店」。シックながら木の温もりが感じられる優しい印象
あぶらとり紙で有名な「よーじや」(本社:京都市中京区)が、「脱観光依存」を目指した新店を2月22日、「ジェイアール京都伊勢丹」(京都市下京区)にオープン。京都の土産店といったこれまでのイメージを覆す、日常遣いできる「肌ケアブランド」として出発する。
「よーじや」といえば、あぶらとり紙。映画関係者が多い京都の土地柄、役者のテカリ防止のため同社が要望を受けて1920年頃に開発、販売開始したという。これまでは赤を基調とした「京都っぽい」イメージの内装に、はんなりとした商品デザイン。祇園店、嵯峨嵐山店と、立地面でも観光客を意識した店舗展開が特徴的だった。
そんななか今回は「脱観光依存」を目指し、装いを一新。地元からの来客も多い百貨店内で、基礎化粧品やスキンケアアイテムといった、日常遣いできる商品を中心に揃える。さらに、シンプルで清潔感がありつつ、木の温もりが感じられる店舗デザインを施したのも、同社にとって新しい取り組みだ。
商品は大きく3つのラインがスタンバイ。スキンケアの「うるおい」シリーズ、保湿に特化した「まゆごもり」、さらに香りのブランド「はなほのか」などが店頭に並ぶ。天然保湿成分・シルクセリシンを配合したハンドクリームや、香料を使用せず敏感肌の人も安心して使用できる石鹸など、いずれも肌にやさしい物作りにこだわっているという。
看板商品のあぶらとり紙は、より日常遣いを意識したタイプが登場。取り出しやすく、持ち運びに便利な筒状の容器の「あぶらとり紙 BATON」(1320円)。さらに自宅やデスクに置いておける大容量タイプの「あぶらとり紙 HAKO」(3500円)も。定番商品の洗練されたデザインはもちろん、季節感のある華やかなパッケージにも注目だ。

代表取締役社長の國枝昂氏は、「京都に来られた観光客の皆さまはこれまでと変わらずお迎えしながら、地域にお住まいの人にも2回、3回と気に入って使っていただけるような商品と、喜んでお越しいただけるような店舗づくりを続けていきたい」と意気込む。
そのほか、リップクリームの「ゆず艶や」(1210円)や400個限定のジェイアール京都伊勢丹店「限定トートバッグセット」(5960円)もスタンバイ。場所は同百貨店3階、営業時間は朝10時~夜8時。
取材・文・写真/宮口佑香
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