東大阪と五島、二つの舞台でヒロインが挑戦と挫折を繰り返し、成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ！』（ＮＨＫ朝ドラ）。２月９日に放送された第９０回では、古本屋「デラシネ」に貴司のファンが訪れる一方、五島で物産展を開くため一太たちがやってくるシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

舞（福原遥）と幼馴染の貴司（赤楚衛二）が古本屋「デラシネ」で過ごしていると、貴司の短歌が好きだという秋月史子（八木莉可子）が現れる。貴司と史子は短歌を通じて交流を深めるが、舞からそんな２人の話を聞き、親友・久留美（山下美月）は複雑そうな表情を浮かべる。

一方、東大阪には物産展のため信吾（鈴木浩介）や一太（若林元太）といった五島の人々が訪れる。一太が物産展に携わる百花（尾本祐菜）に恋をしていることを知った舞。一太の恋愛話を聞いた舞は、一太から自身の恋愛について聞かれるも「私は何もないよ」と答えるのだった。

舞が史子から「奥さまですか？」と聞かれ慌てて否定する様子が描かれた今回の放送。そんな舞に対し、久留美は２人が今後もっと距離を縮めていく可能性を指摘し、「ええの？」と問うが、舞が「ええも何も･･･。私、関係ないやん」と返すシーンも。

長らく幼馴染としての関係性を築いてきた舞と貴司。ＳＮＳでは「舞ちゃんほんまに貴司くんのこと好きじゃないの？」「久留美ちゃんが核心ついた事言ってくれたのに、それでも響かないって･･･笑」「舞ちゃんはどうなの？ 恋なの？ 違うの？？」と、２人の関係や舞の感情についてじれったく思う人が続出していた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。２月１０日放送の第９１回では、貴司を物産展に誘うためデラシネを訪れた舞が、とある姿を目にする。

文／つちだ四郎