近鉄の「シルバニア」に大人が殺到、先行商品は３分で消えた

2023.2.1 16:15

同イベントで先行販売されるのは、この展示のドールセット

(写真7枚)

百貨店「あべのハルカス近鉄本店」（大阪市阿倍野区）で２月１日、ドール玩具「シルバニアファミリー」の企画展がスタート。初日には、先行販売の商品を求めてコアなファンが多く訪れ、会場は大混雑となった。

これまで東京と愛媛を巡回し、今回で３カ所目となる同イベント。「シルバニア村のおいしい時間」をテーマに、会場にはジオラマのプロである日本ドールハウス協会や、著名なミニチュアドールハウス作家が手がけた作品が並ぶほか、等身大のキャラクターたちが仲良く食卓を囲む撮影スポットなどが設けられ、ファンにはたまらない空間に仕上がっている。

当日、なかでも賑わっていたのは物販コーナー。企画を担当した菅野香保里さんが「ここまで多くのグッズが集まっているのはここだけです」と話すように、海外版シルバニアや、ここでしか買えないという芦屋の洋菓子店「アンリ・シャルパンティエ」とのコラボクッキーなど、さまざまなグッズが揃っている。

オープン直後からコアなファンが多く押し寄せ、同イベント限定で先行発売されたドールセット「にぎやか赤ちゃんパン屋さん」（５８００円）は、オープンして３分ですでに棚から消え去った（在庫は用意しているとのこと）。

会場には２０〜４０代の女性が多く、シルバニアを通して仲良くなったという女性２人組は、「シルバニアの公式ツイッターでこのイベントを知って来ました。お目当てはやっぱり先行発売のドールセットです。自分が子どもの頃は買って貰えませんでしたが、今は自分で買って癒やされています」と、大人になってシルバニアを嗜んでいるそう。

ほかにも、「シルバニア村のおいしい時間」というテーマに沿って、限定のカフェが出店。キャラクターをあしらったキュートなパンケーキやブラウニーなどが楽しめる。会場は同百貨店４階の催事場、営業時間は朝１０時〜夜８時（２月６日は夜７時、最終日は夕方３時で閉場）。期間は２月１４日まで。