「空」の世界に足を踏み入れたヒロインが成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ！』（ＮＨＫ朝ドラ）。１月１９日放送の第７５回では、工場に大口の仕事が入り活気づくなか、めぐみがとある決断をするシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

舞（福原遥）の営業が成功し、大口の受注が決まった「ＩＷＡＫＵＲＡ」。しかし、肝心の設計ができる従業員がおらず、以前まで設計を担当していたかつての従業員・章（葵揚）に協力してもらい、なんとか試作品作りを開始する。

そんななか、舞の母・めぐみ（永作博美）は会議で工場を売却することを告げる。借金を返済でき、工場の運営も続けられるという破格の条件に驚く従業員たち。工場の買主となるのは、投資家である舞の兄・悠人（横山裕）だった──。

父・浩太（高橋克典）と「ＩＷＡＫＵＲＡ」の経営を巡って口論になった過去を持ち、浩太亡きあともめぐみのことを思い、工場を畳むことを提案していた悠人。

それだけに、めぐみが初めて悠人を頼った今回のシーンに対し、「悠人、キター！」「悠人くんがついにＩＷＡＫＵＲＡを助けてくれる･･･」「めぐみさんの悠人へのお願いが、投資家として悠人を認めたうえのものだと思うと更にグッとくる･･･」など胸を熱くする人も多かった。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。１月２０日に放送される第７６回では、めぐみが舞に、これからは投資をしてくれた悠人に対しても責任が生まれると話す。

文／つちだ四郎