世界に誇るメイド・イン大阪、天王寺にある知る人ぞ知る名品

2022.12.11 13:00

割れたんねんを始め、店頭には種類も豊富にそろう

(写真9枚)

創業は大正13年、四天王寺に4代続く「浪花のおかきやまだ」。一見すると、どこにでもあるようなおかき、しかしそのおかきへの執念ともいえるこだわりがすごい。

従来、古米が使われることの多いおかきにあって、3代目店主の山田精一さんは、佐賀県産の玄米を使用。また、温度と湿度を徹底して管理し、必要な分だけ1週間ごとに精米。

その精米器も、通常の高速のものだと、熱が加わり、素材が劣化するという理由で、低速で時間をかけてできる機械を探し出したほど。「早いとか、効率とかばかり考えてたら、ええもんはできへん。目に見えないところに大事なモノがあるんや」。

添加物・化学調味料・着色料は一切入れず、1番人気を誇る「割れたんねん」(270円)「一枚丹念」(1枚56円)に使うトマトジュースは北海道・大雪山、リンゴジュースは青森・釈迦のりんご園など、素材製法にこだわったものを用いる。ほかにも製品に使用する、全国から厳選した塩、レモン果汁、マヨネーズなどの調味料は店頭で販売。

それらすべてに山田さんの飽くなき探究心と、信念が感じられる。値段は消費者にうれしいお手ごろ価格にして、ほかにはないこだわり、これぞ浪花の銘菓、大阪の手みやげにうってつけの逸品だ。

公式サイト:https://www.okakiya.com

『手みやげを買いに 関西』より
見逃せないスイーツ&ブランジュリNEW SHOPや、素材にこだわるおかき、手みやげを買いにいきたい町さんぽ、お取り寄せの名品、素敵な贈り方などなど、『手みやげを買いに 関西』(発行:京阪神エルマガジン社)には情報が盛りだくさん! 大切なあの人もきっと喜ぶ、また自分へのご褒美になる逸品がみつかります。

製造はすべて店舗の上階にある自社工場で、丁寧におこなわれる
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3代目社長の山田精一さん。おかき愛に溢れる
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四天王寺からも歩いてすぐ、地元に愛されるおかき屋
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使用する食材は店頭でも販売。一級品なだけにその値段にびっくり!
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