１２月１８日に放送される漫才日本一決定戦『Ｍ-１グランプリ２０２２』（ＡＢＣテレビ）の準決勝進出者の最後の１組「ワイルドカード枠」に、お笑いコンビ・金属バットが選出された。

今年は過去最多となる７２６１組がエントリー、年々盛り上がりを見せる同グランプリ。「ＧＹＡＯ！」で配信される準々決勝のネタの視聴人数のトップが準決勝に挑めるという「ワイルドカード枠」で、今年ラストイヤーの金属バットが選ばれた。

見た目の奇抜さからは少し想像の付きにくい、王道の喋くり漫才を主軸とする「金属バット」。１１月１７日に準決勝進出者２７組が発表されるや、４年連続準決勝を決めていた同コンビのまさかの敗退に「＃金属バット」がツイッターのトレンドの上位に浮上。そのため、今回の発表には「うれしい〜！ ネタおもしろかったもんね！」「決勝で彼らを見たい」「金属バット、あとは頼んだぞ･･･」と、お笑いファンからのよろこびの声が相次いでいる。

「ワイルドカード枠」で選ばれた芸人は準決勝でトップバッターを務めることが必須となっており、さらに決勝メンバーに選ばれなかった場合は、１２月１８日の決勝戦前にテレビ放送される「敗者復活戦」への出場権がなくなってしまう。過去、ワイルドカード枠から決勝へと駒を進めた芸人は１組もいないことから、その期待が高まっている。

ツッコミ・友保隼平は自身のＳＮＳで２４日、「えらいタイミングでコロナ陽性なったで」と報告。ファンがザワつくなか、なんと復帰日が準決勝の日程とドンピシャという奇跡。今回の選出がわかるやいなや、準決勝は東京会場でおこなわれるため「３０日大阪の保健所がわしをいち早く療養ホテルから解放してくれるの祈ってて頼む」とツイートし、「色んな意味で復活待ってます」「祈り倒します！」と、激励の声が飛び交っている。

準決勝に進むのは、２０２１年ファイナリストの真空ジェシカ、ロングコートダディ、３度の決勝経験のあるオズワルドなど実力派が名を連ねるなか、意外にも初進出が１２組という顔ぶれとなった。『Ｍ-１グランプリ２０２２』準決勝の模様は１１月３０日、夕方５時よりスタート。ＦＡＮＹオンラインチケットで視聴可能。