新海誠「次は宇宙…行けばいいですかね」、集大成の未来を匂わせ

2022.11.17 20:00

映画『すずめの戸締まり』を手がけた新海誠監督(中央)、声優を務めた松村北斗(左)、原菜乃華(17日・大阪市内)

(写真4枚)

新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』の公開を記念した舞台挨拶が、11月17日に大阪市内でおこなわれ、新海誠をはじめ、主要キャストの声優を務めた原菜乃華、松村北斗が登壇。改めて本作について振りかえり、次回作への構想も匂わせた。

驚異的なヒット作となった『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)に続く3年ぶりの新作。「集大成にして最高傑作」ということで、公開前から話題となっていた同作は、11月11日に全国ロードショーを迎え、16日時点で興行収入は25億超え。幸先の良いスタートを切った。

内容は、日本各地の廃墟を舞台に、過去に起こった災いの元である「扉」を、主人公・すずめと閉じ師・草太が閉めてゆくという、壮大な冒険型ヒューマンストーリー。そんな同作のキーとなるすずめ役には原菜乃華、草太役には松村北斗が選出され、なかでも原は1700人のなかからオーディションで監督によって見出された。

「この映画は『君の名は。』の8年前から作り始めたような気がしていて。『君の名は。』でやりたかったこと、『天気の子』でやりたかったことを、もっと上手くできないか、もっと真っすぐ伝わるようにできないか、と思って作った映画はこれです。なので今は空っぽです。次どんな映画作ればいいでしょうね」と、過去作からの本作への経緯を話す新海。

そんな新海に「ガラッと違うテーマに・・・」(松村)、「何でも見たい」(原)と願いを込めた2人。すると「違う場所に行かないといけない、宇宙とか・・・行けばいいですかね」と、新海は期待を汲み取るように、次回作へのヒント(?)を明かしてくれた。

映画『すずめの戸締まり』を手がけた新海誠(17日・大阪市内)

そして、改めて本作を振りかえり「この映画のエンディングにはRADWIMPSさんの曲で『僕にはない〜君がこの僕を形作ってる〜』とありますが、この2人、スタッフを含めてそういう映画だったなと思います」

「僕にないものを寄せ合って作りあげてくれ、そのなかには観客のみなさんもいます。みなさんが『こういうものが見たい』という気持ちを向けてくださってこの映画ができたような気がします」と、作品を彩り、ともに支えた原、松村を隣に、新海はホッとした表情で語った。映画『すずめの戸締まり』は全国東宝系にて公開中。

映画『すずめの戸締まり』

原作・脚本・監督:新海誠
声の出演:原菜乃華、松村北斗
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一
美術監督:丹治匠
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
制作プロデュース:STORY inc.
(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本