商業施設「なんばパークス」（大阪市浪速区）を中心に、難波エリアが幻想的な雰囲気に包まれるイルミネーション『なんば光旅』が、１１月１１日よりスタートした。

今回で１１年目を迎え、ＳＮＳでも「毎年恒例パークスのイルミ」「今年も堪能してきた！」と、すっかり冬の風物詩となった同イベント。今回は、なんばパークス２階に近未来の水中ツアー「イルミネーションダイビング」が日本初登場する。

ＡＲメガネをかけて歩くと、光の世界を泳ぎ回る海の生き物をみられる同水中ツアー。開発を担当した製作会社「Ｕ.」の久保聡さんは、「光と生き物、どっちが本物だろうという没入感を味わえるはず。年齢問わず、ぜひグループ全員で楽しんでほしいです」と話しており、土日を主とした１３日間限定で体験可能となっている（参加費３００円）。

そのほか同施設には、地面に投影された映像が歩く人に反応する「光のハーモニー」や、スマホでＱＲコードを読み取ると設置カメラと連動する撮影システム「マチカメ」も新たに仲間入り。光り輝く世界と、より一体化して楽しむことができる。

また、同施設２階「光の滝」や８階「煌めく草原」といったおなじみの館内イルミネーションも健在、約６５万球のＬＥＤが難波を彩る。１０日の試験点灯時にはさっそく、女子高生や若いカップルが撮影を楽しむ様子がみられた。入場無料で、点灯時間は夕方５時～深夜０時。２０２３年２月１９日まで予定されている。