映えるパティスリー、Xmasケーキは楽しい食感のオンパレード

2022.11.1 07:15

クリスマスのおもちゃ箱を表現したケーキ「Toy Box 2022」(7020円)

(写真3枚)

大阪・中崎町のパティスリー&カフェ「hannoc(ハノック)」(大阪市北区)に、クリスマスケーキが誕生。おもちゃ箱をイメージしたというキュートな見た目のケーキだが、気になるお味は? 60台限定のスペシャルな大作を一足先に試食してきた。

「若いパティシエたちが、自分らしく夢を持って働くことのできる場所」として、2021年3月にオープンした同店。20代5人の次世代パティシエたちが最前線に立ち、若者ならではの新しい感性で作られる映えケーキを求めて、連日多くの人が訪れる。

そんな同店のクリスマスケーキ「トイボックス」は、その名の通りおもちゃ箱をイメージ。真っ白い四角のケーキの上には、チョコでできた緑のツリーやムースで作られた真っ赤なボールなどがころがり、キュビズム的な美しさがありながらもクリスマスらしい温かさから、2021年の初登場時には即完売になった人気商品だ。

今年はそのパワーアップ版が60台限定で販売されるということで、10月26日にはメディア向け試食会が実施され、さらにおいしくなったという「トイボックス 2022」が披露された。

まず、ミニマルな見た目からは想像できないほどさまざまな素材の層から成り立っていることに驚愕。フレーバーはピスタチを基調に、しっとり風味豊かなビスキュイジョコンド、カリカリで香ばしいローストピスタチオ、今年新たに加わったジャリジャリ食感が楽しめるプラリネなど、異なる食感のオンパレードだ。

濃厚なチョコレートにイチジクやカシスなどの味わいを加えた「ニュアージュ ノエル ショコラ」(4968円)も同時発売

フレーバーは、まったりした甘さのピスタチオと甘酸っぱいラズベリーの組み合わせが良いあんばいで、飽きずにぺろりと完食できる。さらに、ケーキ全体を覆うホワイトチョコレートはライチの風味で、甘過ぎないのがうれしいポイント。

もうひとつリニューアルした点は、ケーキ上にコロンと転がった真っ赤なボール。去年はラズベリーのムースだけだったところを、今年はなかにラズベリージュレを入れてパワーアップさせたそう。なめらかな口当たりのムースに、プチプチ食感を残したジュレが良いアクセントに。ワクワク感をあおるかわいらしい見た目もあって、取り合いになりそうだ。

6人〜9人前で、値段は7020円。予約受付は11月1日からで、ネットオーダー限定となる。

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