乃木坂46・山下美月、朝ドラの役作りで「ちゃきちゃき感を意識」

2022.10.26 17:15

『舞いあがれ!』でヒロインを支える親友・望月久留美役を演じる山下美月 (C)NHK

(写真2枚)

東大阪で生まれ育ったヒロイン・岩倉舞が、飛行機に出会ったことで「空」に惹かれていく連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。舞(福原遥)のよき理解者・望月久留美役を演じる山下美月(乃木坂46)がコメントを寄せた。

山下が演じる久留美は、幼少期に両親が離婚し、ラグビー選手だったもののケガをして以来定職につけずにいる父を支えるしっかり者という役どころ。舞とは、小学校の飼育係で一緒になったことをきっかけに仲を深め、持ち前の堅実な性格で舞を支えていく。

当初、監督から「(久留美は)舞ちゃんとは逆のタイプの女の子にしたい」と聞いたという山下。そんな役作りについて、「声も低くして、話すテンポを速くして、ちゃきちゃき感みたいなものを意識しています」と語る。

東京都出身の山下は、「大阪ことばでの演技が最初は難しかった」といい、「1人でランチに行ってカフェの店員さんが話している声が聞こえるように、1番レジに近い席に座って聞き耳を立てたりしました(笑)。芸人さんの動画を見てツッコんだり、現場でカメラが回っていないときも、舞ちゃんと大阪ことばで話したりしています」と、地道な努力を明かした。

お好み焼き「うめづ」にて、お好み焼きを食べながら話しをする舞たち。左から、岩倉舞(福原遥)、望月久留美(山下美月)、梅津貴司(赤楚衛二)(C)NHK

また、舞役の福原と、同じく幼なじみの梅津貴司役を演じる赤楚衛二とは良好な関係を築いているといい、「ロケで五島に行ったときに、3人で五島のきれいな海をずっと見ているというシーンがありました。そのときに『幼なじみだから青春な写真を撮ろう!』と3人でピースしている写真をスマホで撮りました!」と、撮影現場での思い出を振りかえった。

最後に、「朝から勇気をもらえたり、一緒に今日も頑張ろうと思えたりする作品になっていると思います。東大阪でのロケで、地元の方たちが『絶対に見るね!』と言ってくださったので、東大阪の方々にも喜んでいただける作品にしたい」と、これからの見どころを語った。

『舞いあがれ!』の放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。

文/つちだ四郎

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