奈良の小学校で「新喜劇」、ズッコケ体験に児童が感動

2022.10.29 11:45

ギャグを小学生に披露する間寛平

(写真4枚)

関西の劇団「吉本新喜劇」が10月26日、「白橿北小学校」(奈良県橿原市)で小学生を対象にワークショップを開催。児童からは「生まれて初めて見た」という声もあり、同劇団GMの間寛平が今後の意気込みを語った。

文化庁の事業の一環でおこなわれた同ワークショップでは、ミニ新喜劇の鑑賞後、新喜劇直伝の「ずっこけ体験」や座員への質問コーナーを、子どもたちは大いに楽しんだ。

「生でもテレビでも『新喜劇』を観たことがなかった。今日初めて観て、おもしろくて迫力がありました!」という男子児童もおり、「え、今日初めて観たの? これから、いっちゃて~な〜んちゃって~、絶好調~!」と、渾身のギャグで答えた寛平。

そして、「いつもは演じる側ですが、今日は子どもが笑って揺れている姿を後ろから観てジーンとしていました。子どもが喜ぶ姿っていいですね。癒やされました。(男子児童に向かって)NGK(なんばグランド花月)では杖持って暴れてんねん! いっぺん観せたらなあかんなぁ」と、今後の意気込みを語った。

ワークショップ中、終始ノリノリで楽しむ児童らの姿に、同校の浦西礼美校長は「子どもたちが肩を組んで楽しく観ている様子を見て、(新喜劇の)生の迫力を体験できて良かったと思います」と語り、橿原市の亀田忠彦市長も、「この2年間、コロナ禍でいろんな行事が中止となったなか、1年前に寛平さんからお声掛けいただき、実現することができました。子どもたちにとって本当に良い思い出になったと思います」と、感謝の気持ちを述べた。

取材・文・写真(一部)/いずみゆか

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