旅行情報誌『じゃらん』（本社：東京都千代田区）が、「圧巻の絶景紅葉ランキング」を発表。関西唯一のトップ１０入りながら見事１位に輝いたのは、意外なスポットだった。

関西の観光スポットといえば、２０２２年３月の『「さくら県」イメージランキング（じゃらん）』では１位に輝き、秋には多くの寺院が紅葉の名所として高い人気を誇る「京都」に多いイメージ。しかし今回は、そんな京都のスポットが全てランク外という意外な結果に終わった。

そして、京都を抑え１位に輝いたのは･･･兵庫の「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園」（兵庫県姫路市）。世界文化遺産で国宝の「姫路城」は言わずと知れた名所だが、そんな姫路城を借景に造られた日本庭園群「好古園」が１１月中旬になると赤や黄色で一段と華やぐ紅葉スポットになることはあまり知られていないのでは。

全９つ・約１万坪からなる同庭園群のなかでも特に、「御屋敷の庭」の大滝が優美な紅葉に彩られた姿は思わず息をのむ美しさだとか。

そのほか２位以降には、眼下にグラデーションの紅葉の絨毯が堪能できる「蔵王ロープウェイ（山形県）」や、モミジのトンネルや川に映る紅葉が圧巻の「香嵐渓（愛知県）」、「汐見滝吊り橋」が真っ赤に染まる「花貫渓谷（茨城県）」などがランクインした。

「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園」での紅葉の見頃は１１月中旬～１１月下旬。ライトアップされる「紅葉会」は１１月１８日～１２月４日に開催される。入園料は小人１５０円、大人３１０円。