朝ドラ・舞を心配するめぐみ、親子の会話に「繊細な描写」の声

2022.10.6 20:00

校外学習に行きたいと自分の意思を伝える舞(浅田芭路)(C)NHK

(写真5枚)

東大阪と長崎・五島を舞台にヒロイン・岩倉舞が、「空」の世界を目指して奮闘する姿を描いた連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。10月6日放送の第4回では、少しずつ五島の人々との交流を深めていく舞が、学校へと通い始めるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

祖母・祥子(高畑淳子)の家で暮らし始め、祖父の船を造った船大工の木戸(哀川翔)や祥子が作ったジャムを売るさくら(長濱ねる)と出会う舞(浅田芭路)。島に暮らす少年・一太(野原壱太)やその妹・凛(絢香)と学校に通い始めた舞は、少しずつ笑顔を取り戻していく。

一方、母・めぐみ(永作博美)は相変わらず熱を出す舞を案じ、校外学習の知らせに浮かない表情を見せる。そんなめぐみの気持ちを察して参加をやめようとする舞に対し、祥子は「まだ1回も舞の気持ちば聞いたことなか」と問いかける。内心、「磯」に行くことを楽しみにしていた舞は、「行きたい」と自分の意思を口にするのだった。

舞の身体を案じるめぐみや、そんなめぐみの気持ちをすぐに察する舞のやり取りが描かれた今回の放送。SNSでは「めぐみさんは今までのことがあるから心配の方が先に立つのよね。その気持ちもわかる」「舞ちゃん、お母さんの心情を察して先回りしちゃうんだな」「祥子さん、やはり気付いてたね・・・めぐみさんが心配のあまり舞ちゃんをコントロールしがちなことを」「ばあちゃんがそんな親子を気にかけてくれて、やさしい世界だ~」「演出が本当に丁寧ですばらしい」などの声が寄せられた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。第5回では、校外学習に参加する舞を心配するめぐみに対し、祥子は「島の人々が見守っている」と安心させようとする。

文/つちだ四郎

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