関西初「百貨店内ブルーボトル」、感度の高い空間…まるで美術館

2022.8.31 18:15

8月31日にオープンした「ブルーボトルコーヒー 神戸阪急カフェ」(神戸市中央区)

(写真7枚)

アメリカ・カルフォルニア生まれの人気コーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」(本社:東京都江東区)の神戸2店舗目となる「ブルーボトルコーヒー 神戸阪急カフェ」(神戸市中央区)が、8月31日にオープンした。

■ 服を眺めながらコーヒーが飲めちゃう

阪神・三宮駅すぐの百貨店「阪急神戸」の新館1階に誕生した同店は、関西初となる「百貨店内ブルーボトル」。格調高い空間を活かしてデザインされた店舗はまさに、ファッションとカフェを融合させたハイブリッドなスペースで、ショッピングの小休止をも楽しめるオアシスとなっている。

目の前はアパレルショップという珍しい立地、あえて店側には椅子を置かないという工夫も

広報担当者は、「カフェの向かいにあるハイエンドブランドの借景し、ファッションショーのように眺められるようにした席の配置など、コンテンポラリーアートを意識しながら家具を揃えました。デパートのなかにあるという珍しい空間を楽しみながらも、ブルーボトルならではの贅沢な気分を味わってほしい」と期待を込める。

そして、白×ブルーが印象的な同店では、アクセントに「イエロー」を取り入れたデザインを採用、「印象的でぬくもりのある明るいカラーを塗装した間口で、目に留めたお客さまが自然とお店に導かれるように意図しています」と、店舗デザインに込めた想いについても語った。

長い木材のテーブルからは「ぬくもり」を感じられるようにとの思いが込められているそう

そのほか、店内にはインテリアブランド「カリモク家具」にオーダーメイドした特注のサイドテーブルや、こちらも同店初の試みとなる六甲山の間伐材を使ったラウンジソファなども設置されているため、前述にもあった「コンテンポラリーアート」を見つけるような感覚で探してみるのもいいかも。

■ 外から見るとまるで「絵画のフレーム」

また、「絵画のフレーム」を思わせる印象的な5つの大きなショーウィンドウは同店最大の魅力。「商業施設の裏通りとなる同店ですが、5つの大きな面の窓が開けているので、そこから見える店内の景色は、外の街を歩く人となかの空間を繋ぎ、裏通りにあってもカフェの存在感を感じさせており、百貨店ならではの造りを活かした」と、広報担当者。

「ブルーボトルコーヒー 神戸阪急カフェ」の外観

そして、そんな絵画のフレームに並んで、路面にはレジカウンターが設置されており、百貨店に入らずともスイーツやサンドイッチ、コーヒーメニューなどををテイクアウトできる。

「三宮の駅から通勤する人が、朝の始まりにコーヒーを買ってもらったり、休日は神戸を散策する出発点になって欲しいと思っています。テイクアウトのコーヒースタンドで気軽にソフトクリームを買って神戸の街を散策したり、お買い物の途中に楽しんでもらいたい」とのこと。営業時間は朝10時〜夜8時まで(朝8時〜10時の間はテイクアウト用のカフェスタンドのみ営業)。

店の外にはベンチが設置されており、腰掛けてコーヒーを楽しむことも◎

取材・文・写真/木田容平

ブルーボトル 神戸阪急カフェ

住所:神戸阪急新館 1階(神戸市中央区小野柄通8-1-8)
営業:10:00〜20:00(8:00〜10:00はコーヒースタンドのみ)

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