大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第34回・理想の結婚

2022.8.29 06:45

鎌倉御所・庭にて。二階堂行政(野仲イサオ)の孫娘・のえ(菊地凛子)と初めて会う義時 (小栗旬)(C)NHK

(写真10枚)

俳優・小栗旬が主演を務め、鎌倉幕府二代執権・北条義時を中心に描く大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。「理想の結婚」と題する第34回(9月4日放送)では、実朝の正室を京から迎えることとなり、周囲の思惑が錯綜する。

源実朝(嶺岸煌桜)を3代目鎌倉殿とする新体制が始まった第33回(8月28日放送)。幼い実朝を補佐する執権別当には北条時政(坂東彌十郎)が就任するも、派手に権力をふるう北条家に逆風が吹きはじめる。そして、北条によって二代目鎌倉殿の座を失い、伊豆・修善寺に幽閉された源頼家(金子大地)の哀しき運命の行く末も描かれた。

第34回では、源実朝(柿澤勇人)と後鳥羽上皇(尾上松也)のいとことの婚姻が決まり、時政の妻・りく(宮沢りえ)は政子(小池栄子)の心配をよそに喜ぶ。一方、京では後鳥羽上皇が側近の源仲章(生田斗真)、慈円(山寺宏一)らと鎌倉の行く末について思いを馳せていた。

そんななか、北条時政から代々受け継ぐ惣検校(そうけんぎょう)職のお役目を返上するように求められた畠山重忠(中川大志)が、疑念を抱いて義時(小栗旬)に相談する。その義時も、のえ(菊地凛子)を・・・。

本作は、後の鎌倉幕府二代執権となる北条義時を主人公とし、野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く物語。放送はNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは午後6時からスタート。

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