猛暑&電気代高騰で悲鳴、ダイキンに聞いたエアコン節電術とは

2022.8.16 07:30

酷暑が続くにも関わらず、電気代高騰もあって使い方に迷うエアコン

(写真10枚)

夏真っ只中、酷暑が続く中、電力需要もひっ迫や電気料金も値上げされ、「節電」は絶対的なキーワードに。では実際に正しい節電をできている人がどれくらいなのか? 正しい節電術は何か? 「空気で答えを出す会社」で知られる世界的な空調メーカー「ダイキン工業」(大阪市北区)広報の野田久乃さんに伝授してもらった。

9割の人が、昨年の夏よりも省エネ・節電に意欲。

異例の暑さが続くなか、電気代の大幅値上げが実際された2022年。今年の6月にダイキンが実施した全国約500名の男女を対象にした調査によると、約8割(78.9%)の人が電気代の上昇よる家計への負担を感じ、約9割(90.7%)の人が「昨年よりも省エネ・節電に取り組みたい」と回答。多くの人が今夏の「節電」を意識している結果になった。

急激な電気代の値上げに、不安を抱いている人も多い

しかし、いろいろな節電術があるにも関わらず、意外と知られていないのも事実。「昨年以上の省エネ・節電のために具体的な取り組みのアイデアがない」という人も約7割(67.7%)。また、約1割(14.6%)の人が消費電力が増加してしまう「(節電のため)細かくスイッチをオンオフするようにしている」と答えている。このほかにも、間違った方法で逆に電力への負荷がかかる取り組みをしている人もいることが分かった。

「エアコン節電取り組み」に関する調査(ダイキン工業)

一方、大きな節電効果のある「定期的にエアコンのフィルターを掃除する(32.7%)」、「室外機の吹き出し口周辺に物を置かない(13.1%)」といった、そのほかの工夫ポイントについては1~3割程度の実施に留まり、多くの人が正しく節電できていないことも分かった。

今回の調査結果をふまえ、「ダイキン工業」広報の野田さんは、「エアコンは家庭での電気代の割合がもっとも多いのですが、この猛暑だと欠かすことができません。正しい使い方を知っていただき、健康への取り組みや電気代を抑えるのはもちろん、CO2の排出軽減にもつながりますので、ぜひ意欲的に取り組んでいただきたいです」と話す。

電気代を抑えながら快適にエアコンを使うためにも、正しい節電術をマスターし、無理のない省エネ・節電習慣につなげることが大切だ。

空調メーカー「ダイキン工業」(大阪市北区)広報の野田久乃さん

運転前に必ず、フィルターと内部の汚れをチェック!

では、実際に正しい節電術とは何か。まず、エアコンを本格稼働させる前にやっておきたいのが、「フィルターの清掃」。これにホコリが積もっていると、空気の通りが悪くなることで消費電力が増加するだけでなく、ホコリがエアコン内部に侵入しやすくなるという。

清掃方法は、エアコンのフィルターを取り外し、付着しているホコリを掃除機で吸ったり、水洗いで取り除く(フィルター裏から水をかけると効率的だとか)。台所に近いと油が付着している場合もあるので、洗剤を溶かしたぬるま湯とスポンジなどで油とホコリを除去。ついでにエアコン本体についた汚れも拭いてキレイにしておくこともおすすめ。

フィルターは簡単に取り外しでき、ホコリも水でさっと流せばすぐに除去できる

「ダイキン工業」の調査では、今でも多くの家庭で使われている10年以上前のエアコンと、約3年分のホコリが溜まったフィルターを用いて消費電力を調査。結果、「フィルター掃除」すると、しなかった場合と比べて約5割(48.9%)のムダな消費電力量を削減できたという。

本格的にエアコンを使用するシーズンは、2週間に1回以上の掃除が良いのだが、それができている人はわずか12.5%。たまにしているが掃除不足の人は、半数以上の55%だということが分かった。消費電力だけでなく、電気代やCO2排出量の増加にもつながるため、可能なら2週間に1回はフィルター掃除をしたいところだ。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本