大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第30回・全成の確率

2022.8.1 06:45

鎌倉御所・執務室にて。阿野全成(新納慎也)を厳しく詮議した比企能員(佐藤二朗)をとがめる北条義時(小栗旬) (C)NHK

(写真10枚)

俳優・小栗旬が主演を務め、鎌倉幕府二代執権・北条義時を中心に描く大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。「全成の確率」と題する第30回(8月7日放送)では、源頼家を呪詛した疑いで阿野全成が詮議を受け、北条と比企の対立が激化していく。

幕府内部での権力闘争の勃発により、御家人たちのパワーバランスが崩れ始めた第29回(7月31日放送)。ほどなくして、二代目鎌倉殿・源頼家(金子大地)の正室・つつじ(北香那)が次男・善哉(のち公暁)を出産する。

しかし比企能員(佐藤二朗)は、自身の娘・せつ(山谷花純)が産んだ長男の一幡こそが嫡男であると牽制。一方、北条時政(坂東彌十郎)は、後妻のりく(宮沢りえ)から、政子(小池栄子)の次男・千幡を頼家の跡継ぎとして擁立することを提案される。

そして、頼家に対して呪詛を行った疑いにより、詮議を受ける阿野全成(新納慎也)。能員はその背後に北条家の暗躍があると確信し、北条との対決姿勢をさらに強めていく。

そのころ北条家では、比企との争いに夫の全成を巻き込まれて激怒した実衣(宮澤エマ)が父・時政を追及していた。責任を感じて名乗り出ようとする時政だが、りくに止められる。状況を鑑みた義時は、北条家を守るために一案を講じ、畠山重忠(中川大志)の助力を得て・・・。

本作は、後の鎌倉幕府二代執権となる北条義時を主人公とし、野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く物語。放送はNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは午後6時からスタート。

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