「全部任せる」明石家さんまも絶大な信頼、芸人脚本家に迫る

2022.7.20 20:45

左からザ・プラン9の久馬、かもめんたる・岩崎う大、令和喜多みな実の野村 (C)ABCテレビ

(写真2枚)

実はいま、お笑い芸人が手がける演劇が注目を集め、演劇界に新風を巻き起こしている。今回は、作・演出・出演までこなす劇作家芸人のザ・プラン9の久馬、かもめんたる・岩崎う大、令和喜多みな実の野村の3人がトークバラエティ番組『やすとものいたって真剣です』(ABCテレビ)にゲストで登場する。

『M-1グランプリ』決勝進出の経験を持つ久馬は、さまざまな芸人たちを招く舞台『月刊コント』を毎月開催。吉本興業創業110周年特別公演『伝説の一日』で、明石家さんまや岡村隆史が参加した「さんまの駐在さん」の脚本も担当した、王道コメディをこだわりぬく脚本家だ。

『キングオブコント2013』の王者・かもめんたるは、2015年に『劇団かもめんたる』を旗揚げ。作・演出を手がけるう大の摩訶不思議な舞台は、演劇界で最も歴史と知名度のある「岸田國士戯曲賞」の最終候補にノミネートされるなど注目を浴びている。また、「よしもと漫才劇場」の実力派・野村は、2018年『劇団コケコッコー』を結成。リアリティーを突き詰めたヒューマンコメディーを得意とする脚本家だ。

番組に何度か登場し、芸人たちからそのスゴさについて語られてきた久馬だが、久馬の舞台に出演経験のあるう大は「ものすごく自由。やりたいようにやらせてもらって、役者としてノーストレスだった」と、懐の深さに感心したという。また、緊急事態にも臨機応変に対応できる久馬の圧倒的なスゴさを明かす。

これには「そういう時こそワクワクする。プロの腕の見せどころ」という久馬。そんな彼が「さんまの駐在さん」の脚本を担当することになり、さんまから「俺とジミーと中川家と次長課長でやるシーンがあれば、後は全部任せる」と、驚くべき言葉をかけられたという。

また、う大の言葉選びのすごさ、野村の匂いや音を使ったこだわりの演出についても紹介する。この模様は7月21日・夜11時17分より放送される。

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