五輪6度の寺内が語る着水の秘密、鳥谷氏&大久保氏が驚愕

2022.7.15 06:45

野球の鳥谷敬氏、サッカーの大久保嘉人氏とトークをする飛び込みの寺内健選手(13日収録/大阪市内)

(写真5枚)

7月25日にスタートする新スポーツ番組『8SPORTS』(カンテレ・深夜0時25分〜)の初回収録が13日、「なんばHIPS」(大阪市中央区)のスポーツバー「DiJest」でおこなわれ、出演者の鳥谷敬氏、大久保嘉人氏とともに、五輪6度出場を誇る飛び込み界のレジェンド・寺内健選手が出演。真剣トークを繰り広げた。

鳥谷氏・大久保氏とはこの日が初対面で、開始すぐ「自分の方が年上ですが、プロとして競技をおこなってきた2人は先輩のような感覚。話を聞くのが楽しみ」と謙虚に話した寺内選手。

しかし、鳥谷氏は「意外にごっついですね」とその胸板の厚さに驚きを隠せず、さらに「ルーティーンが30以上ある」「1日に10時間練習する」「4年間努力して(オリンピックの本番は)1.6秒×6本で終わる」という、競技と寺内自身の未知の世界に2人が引き込まれていくことに。

カンテレの新番組『8SPORTS』初回収録に登場した(左から)大久保嘉人氏、鳥谷敬氏、寺内健選手

なかでも、「着水の瞬間は指先をピンと伸ばしているわけではなく、手のひらで水をかき分けて、そこで作った三角形のなかに体を入れている」(寺内)という信じがたいテクニックは、収録後の会見で大久保氏が「最も衝撃を受けた話」として挙げたほど。

さらに2008年の北京オリンピック後に一度引退し、2年後に復帰した際の秘話として「北島康介選手に『健ちゃんもう一回やりなよ』と言われて、『あれ? 俺ってやれそうに見えてるの?』と思ったのがきっかけ」と話すのなど、ここでしか聞けない話が満載だった。

番組は毎月第4月曜の深夜0時25分から1時25分に放送。「スポーツやアスリートを通して心を震わせる感動や行動を起こさせるような衝動を伝えること」をコンセプトに、さまざまな方法でスポーツの魅力を発信していく。

取材・文・写真/上地智

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