小芝風花が来阪、修復されたフェルメールの名画を紹介

2022.7.17 09:30

音声ガイドに初挑戦した小芝風花(15日大阪市内)。修復されたフェルメールの名画『窓辺で手紙を読む女』の魅力を語った

(写真6枚)

「大阪市立美術館」(大阪市天王寺区)で開催中の特別展『ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展』。音声ガイドを務めた女優の小芝風花が15日に来館し、名画の魅力について語った。

同展での注目作品は、17世紀に活躍したヨハネス・フェルメールの初期作『窓辺で手紙を読む女』。修復を経て、画中に隠されていたキューピッドの絵が公開されるのは、所蔵館以外ではこの日本巡回展が初となる。絵を鑑賞した小芝は「修復前との印象が全然違うなあと。色味もこんな鮮やかな絵の具で描かれていたんだと、何度見くらべてもハッとしますね」とコメント。

修復前の絵については「手紙を読んでいる表情が暗いから訃報が届いたのかな」と想像をふくらませたそう。「でもキューピッドが現われたことで、ラブレターだったのかもと印象が変わりましたね。果物が傾いていて、急いで手紙を読んだとか、色々想像して楽しめるのでみなさんの感想を聞きたいです」と笑顔を見せた。

初挑戦した音声ガイドは、ナレーションとの違いに苦労したそうで「絵を見た時の人それぞれの感情を邪魔しないように、なるべく抑揚は付けずに。でも淡々となり過ぎても入ってきづらいから、そのバランスを考えるのがめちゃくちゃ難しかったです」と明かした。

フェルメールの名画にスポットをあてた展示室では、修復前の複製や修復過程の映像も鑑賞できる

自身が以前、音声ガイドを使った経験にも触れ「ここに注目したら楽しく見れるんだと助けていただきました。美術館は知識がなくても、絵1枚で想像力をかき立てられる、感性をおすそ分けしてもらえる場所」と熱弁。同展については「人物が動き出しそうなぐらい丹精に描かれていて、服の質感とかきっとこういう肌触りなんだろうなと伝わってくるのがすごい。本当に貴重な作品が見られます」と呼びかけた。

同展では、レンブラントの『若きサスキアの肖像』などオランダ絵画の黄金期を彩る作品約70点を展示。風景画・静物画や市井の人々などの絵画を通して、フェルメールの芸術が生まれた背景を感じられる内容となっている。音声ガイドの貸し出しは600円。期間は9月25日まで。土日祝と一部の開催日は予約優先となり、料金は一般2100円ほか。

取材・文・写真/塩屋薫

『ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展』

期間:7月16日(土) 〜 9月25日(日)
※月曜(7月18日、8月15日、9月19日は開館)、7月19日は休館
時間:9:30〜17:00 (入館は閉館30分前まで)※夜間開館日あり
会場:大阪市立美術館(大阪市天王寺区茶臼山町1-82)
料金:一般2100円、高大生1500円※中学生以下は無料

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