「ひとつの時代が終わったね」と惜しむ声…マリンピア神戸が閉館

2022.7.16 21:15

異国情緒漂う雰囲気が特徴の「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(神戸市垂水区)

(写真4枚)

1999年創業のショッピングセンター「三井アウトレットパークマリンピア神戸」(神戸市垂水区)が、新たなビーチエリアへの建て替えのため、2023年1月に閉館が決定。神戸市民にとってのランドマーク的存在だったため、SNSでは閉館を惜しむ声が寄せられている。

施設内の海側からは「明石海峡大橋」が見えたり、海沿いには腰掛けるずらりと長い広場が設置されていたりと、買い物しながら海の景色も堪能できるという、抜群のロケーションにある「マリンピア神戸」。

そして土地柄に合わせ、館内のテーマは「陽気な南欧の港町」。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』も思わせる大きな船のオブジェがあったりと、工夫が凝らされた空間で、大人にとっても心踊る遊び場のような場所であった。

建て替え後はBBQエリアやボルダリングなどのレジャースポットも併設した新施設に2024年〜25年に生まれ変わるということだが、20年にわたり愛されてきたショッピングモールの完全建て替えに、人々は名残惜しい様子。

「マリンピア神戸」(神戸市垂水区)の北西エリアに新たに誕生する「LAGOON COMMUNITY PARK(ラグーン コミュニティ パーク)」

「あの絶景が忘れられん」「ひとつの時代がおわったね」「いつでも行けるからと思っていたけど、現実を知ると焦る」「めっちゃ衝撃を受けてる」「ゆったり過ごせて建物の雰囲気や景色が良い場所だった」など、ツイッターには思い思いのコメントが綴られている。

閉館まで残り約6カ月。この夏はラストサマーになるということで、同施設では8月21日まで「最後の夏のスーパーアウトレットセール」がおこなわれている。

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