神戸どうぶつ王国のカワウソエリア、日本最大級の広さで誕生

2022.7.22 07:15

湿地の風景が広がる新エリアで自由に泳ぎ回るコツメカワウソ(神戸どうぶつ王国)

(写真9枚)

兵庫の動植物園「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区)に7月22日、新エリア『オッターサンクチュアリ 〜コツメカワウソ生態園』が誕生。日本最大級の広さを誇り、野生に近い本来のコツメカワウソの姿に出合うことができる。

コツメカワウソは、南アジアから東南アジアの河川や沼地などに生息する動物。植物が生い茂る総面積880平方メートルの新エリアには滝が流れ込む池が設けられ、生息地さながらの環境がリアルに再現されている。

池には橋が設置され、来場者はゆっくり散策しながら、「そこ2頭一緒に泳いでる!」「あ、潜った、どこいった?」「茂みのなかで重なって寝てるね」など、自由に泳いだり動き回るコツメカワウソを「探す」という楽しみ方ができるように。

コツメカワウソは、全部で9頭。入ってすぐ右の展示場では、まだ目が開いていない幼いときに密輸から保護された2頭が生息し、また池中央の小さな島では、母親のあとを好奇心いっぱいについていく子どもたちなどファミリー(母子)の群れが棲んでおり、草や枝に体を擦り付けて毛を乾かす様子など新たな発見も。

国内で飼育されているコツメカワウソの展示場としては最大の広さを誇るという「神戸どうぶつ王国」の新エリア『オッターサンクチュアリ 〜コツメカワウソ生態園〜』

ペットブームの昨今、密猟や密輸が横行しているコツメカワウソ。また農地開発や森林代伐による生息地の破壊や毛皮用の狩猟などにより生息数も減少しており、新エリアではそういった現状を伝えたいという思いも込められている。

担当の飼育員・江崎幸子さんは、「野生のカワウソは決して安心な状況ではありません。ここでの展示を通じて野生での背景や人との関わりを知っていただき、かわいいだけでないカワウソたちの姿をご覧いただければと思います」と語った。営業時間は朝10時から夕方5時(日時により異なる)。

「神戸どうぶつ王国」

住所:神戸市中央区港島南町7-1-9
営業:10:00〜16:00※木曜休
料金:中学生以上1800円、小学生1000円、4・5歳300円、満65歳以上1300円
電話:078-302-8899

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