三木谷浩史氏、ベスト・ファーザー賞も「父として50点」

2022.6.11 06:15

経済部門の「ベスト・ファーザー賞」を受賞した楽天グループ取締役会長兼社長の三木谷浩史氏(11日・大阪市内)

(写真6枚)

『第15回 ベスト・ファーザー賞 in 関西』の発表・授賞式が10日、「帝国ホテル大阪」(大阪市北区)で開催され、経済部門で楽天グループ代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏が受賞。その喜びをビデオメッセージで語った。

率直な思いとして「仕事が忙しくて家族サービスもなかなかできていないので、僕でいいのかな、という感じです」と語った三木谷氏。家族については、「今まだ思い出を作っているところなんですが、息子が少年野球をやっていたときにコーチをやらせてもらって、かなり多くの時間を過ごせました。娘はバレエを一生懸命やっていたので、発表会を見に行くことを楽しみにしていました」と、普段はあまり表に出さないパーソナルな部分を語った。

また、「息子はアメリカのボーディングスクールに単身で行っており、ときどき私もその学校に行って息子と話をすることがあるんですが、『日本の教育ではなかなか得られないような経験ができて本当に良かった』と言っています。説得してアメリカに行かせて良かった、と思っています」と、世界を舞台に活躍する三木谷氏らしいエピソードを語ったものの、「父としての自己採点は50点」と評価。

「教育であったりスポーツであったり、文化であったりといった機会は多く与えられているかなと思いますが、ウィークデイはなかなか家にいないので、そのあたりが大きな減点対象と思っています」と、謙虚に語りメッセージを締めくくった。

取材・写真/上地智

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