なんこれ・・・ウソだらけの「ガチャ展覧会」が大阪に

2022.6.11 13:30

「梅田ロフト」で開催中の『大嘘博物館 カプセルトイ2億年の歴史』

(写真13枚)

すべてが嘘の展覧会『大嘘博物館 カプセルトイ2億年の歴史』が6月10日、「梅田ロフト」(大阪市北区)でスタート。すべてが嘘とは?何が展示されるのか?想像が付かないまま、とりあえず行ってみた。

まず受付で600円を支払い、コインを10枚受け取る。なかに入ると、壁には「はじめに」「年表」などカプセルトイの歴史を紹介する美術館さながらの掲示が。リアリティがあるものの、よく読んでみると「ペンチョス博物館」「国民的女優のフリー・ソザーイ」「カンヌ国際ガチャ展祭」などデタラメな話ばかりだ。

進んでいくと、カプセルトイにまつわる土偶や遺跡がガラスケースで展示されているのだが、なにやら様子がおかしい。よく見ると「南大阪の工場で拾ってきたゴミという人もいるが、未来へ残す価値があるもの」「朝食の味噌汁の貝にも見えるが貴重な遺物」など、いちいち真面目に説明書きがあるので不思議と「へぇ〜そうなんだ」と騙されそうになる。

会場の様子。奥にもさまざまなコーナーが待っている

そして、至る所にガチャガチャ(全10種)が設置され、実際に回しながら進んでいく体験型展覧会になっている。まず見つけたのは「トキメキ 古代式恋占いガチャ」。まぁありそうだなと思い回してみると、カプセルから出てきたのは、頭が取れた土人形。壊れてる・・・?とフリーズしているとスタッフの方から「昔は奴隷をカプセルに入れて、その奴隷の骨折具合で恋占いをしていたそうで・・・」と本気っぽく説明された(いや恐いだろ・・・)。

「トキメキ 古代式恋占いガチャ」で出てきた土人形

ほかにも、「ある街にたどり着けた人だけが使えるレストランの割引券」や「恐竜がぶつけられたかもしれない石」など、一見ガラクタに見えそうな宝を集めながら「ガチャの歴史」を進んでいく(カプセルの中身は持ち帰ってOK)。違法な内容の「闇ガチャ」コーナーでは、「氣(オーラ)」「個人情報」「資格」など、なんともくだらな・・・いや、ユーモア溢れるカプセルトイの数々が楽しめ、思わず1人でニヤニヤしてしまった。

実はこのイベント、3月に東京で開催された際、入場規制がかかるほど反響があったそう。2回目となる今回、イベントを手掛けた映像作家の藤井亮さんは「大阪はカルチャーが違うので、1人はもちろん、複数人で来てツッコミながら回って楽んでもらえたら」と話す。スタッフによる真面目な説明や、しっかりと書かれたキャプション(もちろん全部嘘)も相まって、どんどん世界に入りこめた。

闇ガチャの世界

また、先行公開された9日には藤井さんのトークショーもおこなわれ、「東京の方はじっくり説明を読まれるんですが、大阪の人はさっさと進みますね」と、来場者を笑わせた。

兵庫県から来たという40代夫婦は、「東京で友だちが行っていて『悔しい!』と思ってたので、今回とてもうれしいです。『ガチャファイター廻(めぐる)』とか昭和の部屋とか、あるあるっぽいものもいっぱいあっておもしろい。じっくり見たくて時間が足りないです(笑)」と楽しんでいた。

グッズコーナーもあり、ガチャの危険性を訴える「反ガチャTシャツ」(2970円)や「めぐるくん」グッズなどが販売され(これは本当)、最後までふざけ・・・いや楽しめる会場となっている。

期間は7月10日まで、営業時間は朝11時〜夜8時(最終日は夕方6時閉場)。入場料は600円(コイン貸出料込み)、未就学児無料、「梅田ロフト」4階イベントスペースにて。

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