「バイバイアメ村」22年の歴史に幕、ヴィレヴァンが閉店

2022.5.31 14:30

別れを惜しむ様子のPOPも

(写真5枚)

書籍や雑貨などを販売する小売店「ヴィレッジ・ヴァンガード アメリカ村店」(大阪市中央区)が、6月30日に閉店。約22年の歴史に幕を閉じる。

2000年のオープン以来、そのユニークな品揃えで多くのサブカルチャー好きから愛されてきた同店。普通の雑貨店や書店では売っていないインディーズアーティストのCDなど、「マニアック」な商品がここに来れば出合える、とサブカル好きの聖地としてアメ村の文化発展に貢献してきた。

「近年は海外の観光客の方の利用がとても多い店舗でした。新型コロナウイルスの影響もあり、お客さまが減ってしまい閉店することになりました」と閉店の経緯を話すのは、店長・星場さん。4年前に同店の店長に着任し、激動の数年間をここアメ村で過ごしてきた。

「他店で売れないものでも、アメ村なら売れるということも多く、この店舗のお客さんが求めるものは他店とは全く違いました。スタッフもマニアックな趣味を持った人が多く、いろいろな意味でほかとは全く違う貴重なお店だったと思います」と、星場さんは振りかえる。

レジ前には堂々と「TENGA」コーナー、ここならではの光景

実際、レジ前には大きく「TENGA」コーナーが設けられ、書籍コーナーには他店ではランキング圏外のマニアックな漫画がゴリ押しされているなど、ショッピングモールの店舗では見られない光景も。「アメ村」だからこその独特の雰囲気が今も漂っている。

「カルチャー色が強いお客さまが多く、そういう方が欲しいと思うものを探すのは大変でした(笑)。でも、そこがとっても良くて。私にとっても、このお店以上の店はないです」と4年間店長として過ごした店への思いを話した。現在、同店では閉店セールが開催中。また6月には毎週末イベントが開催される予定。

取材・文/野村真帆

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