森山未來が「犬王」監督のコーデをチェック「合わせてきてはる」

2022.5.29 17:35

映画『犬王』に出演する森山未來(5月29日・大阪市内)

(写真4枚)

室町時代のポップスター・犬王を描いた劇場アニメーション『犬王』の舞台挨拶が5月29日におこなわれ、キャストの森山未來とアヴちゃんが、湯浅政明監督のコーディネートについて触れる場面があった。

アヴちゃん演じる「犬王」と森山演じる「友魚」が、室町時代の伝統芸能である「能楽」を通して、人々を熱狂させていく物語。原作となった「平家物語 犬王の巻」(古川日出男著)が湯浅監督の手により、踊りあり、ロックあり、ヒップホップありの究極のエンタメ作品へと新たに生まれ変わった。

そして監督はこの日の舞台挨拶に、青いニット帽とブルーのシャツ姿で登場。そんな監督にアヴちゃんが「いつも白いのに、初めて青いところを見た」と言い放つと、森山は「シャツとニット帽は合わせて着はりますもんね」と、監督のファッションポイントを指摘。監督は少し恥ずかしそうに微笑んでいた。

始終和やかな雰囲気でおこなわれた舞台挨拶。最後に監督は、「自分が映画を作るときは『解放されたいな』と思って作るので、みなさんにもとにかく楽しんでもらえたら。室町時代の名前が残っていない人物たちに森山さんやアヴちゃんに命を与えてもらったような映画です」と期待を込めた。

映画『犬王』は全国公開中。

映画『犬王』

配給:アニプレックス、アスミックエース
(C)2021 INU-OH Film Partners

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