吉岡里帆、新人アニメ監督に挑む「苦労を知ることからスタート」

2022.5.7 08:05

女優の吉岡里帆(6日・大阪市内)

(写真5枚)

新人アニメ監督の奮闘日記を描いた映画『ハケンアニメ!』の舞台挨拶が5月6日におこなわれ、主演の吉岡里帆が登壇。役作りプロセスや意気込みについて語った。

辻村深月の同名小説を映画化した同作は、主人公の新人アニメ監督・斎藤瞳(吉岡里帆)と伝説の天才監督・王子千晴(中村倫也)が、最も成功したアニメに与えられる称号「覇権(ハケン)」を目指すサクセスストーリーとなっている。

吉野耕平監督と登壇した吉岡は、お互い関西出身でもあり開口一番「やっと帰ってこれました。関西の地を踏むことにうずうずしていた」と、地元関西での舞台挨拶に喜びを噛み締めた。

そして同作について、「長い時間と大勢の人によって完成したので、私も興奮している」と話し、アニメ監督を演じる上で「ストーリーを考え、スタッフ全員のことを引っ張っていき、アニメーションができるまでの苦労を知ることからスタートして、少しずつアニメ監督になる準備をしてきた」と、役作りに対する意気込みを語った。

最後に司会者から、タイトル『ハケンアニメ!』にちなんで関西の覇権(ハケン)は何処かと問われると、「個人的に好きなのは嵐山と昔から変わらない渡月橋に流れているボートもおすすめです」と、出身地である京都のアピールも忘れなかった。同作は5月20日より公開される。

取材・文・写真/川野学志

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