淡路島に瞑想と食事のウェルネス施設「まるで山の頂上で禅」

2022.5.5 12:45

淡路島にオープンした「禅坊 靖寧」の体験イメージ

(写真5枚)

緑豊かな淡路島北部に、座禅リトリート&レストラン「禅坊 靖寧(ぜんぼう せいねい)」が4月29日にオープン。人びとの暮らしや働き方への意識・価値観が大きく変化する今、禅や瞑想などを取り入れ、心身のバランス調整を短期間でおこなえるプログラムが用意されている。

禅の思想を取り入れ、心身ともにリフレッシュできるデトックス&リトリートウェルネスが体験できる同施設。メインとなる日帰りプランでは、座禅やヨガ、写経などのアクティビティで精神を整えるとともに、粥や豆腐、淡路島野菜などを使い健康に気遣った食事を楽しめる。

また、「起きて半畳、寝て一畳」の精神に基づいた18室の宿坊もあり、新月や満月に合わせた宿泊セットのスペシャルプランも企画。宿泊者限定で身を清める「洗心」や、デトックス&リトリートのワークアウトを満喫できるプログラムが用意される。

同施設の設計を手掛けたのは、建築業界でもっとも権威のある賞のひとつ『プリツカー賞』を受賞した建築家・坂茂氏。日本杉を組み合わせた全長約100mのウッドデッキが象徴的だ。

四方を山に囲まれた環境を生かした造りに、「まるで自分が山の頂上に立っているかのような、全方位感覚で淡路島の絶景が広がります」と、広報の前田杏紗さん。

「聞こえるのは、風音や鳥のさえずりだけ。都会の喧騒を離れ、空と緑の静寂に包まれるなか、素足に伝わる木のぬくもりや香りを感じられる『空中禅』で、心も身体もリセットできます。自分にとって大切なことを見つめ直すきっかけ作りになれば」と話した。

利用は13歳以上のみで、日帰りプラン1万8000円〜、宿泊プラン1泊4万2千円〜。詳細は公式サイトにて。

取材・文/みやけなお

「禅坊 靖寧」

住所:兵庫県淡路市楠本字場中2594-5

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