原点から「シン・仮面ライダー」まで、庵野秀明展が開幕

2022.4.17 07:00

展覧会のラストにはウルトラマンやゴジラと撮影ができるフォトスポットが

(写真6枚)

『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズや『シン・ゴジラ』など数多くのヒット作品を生み出した庵野秀明氏の展覧会『庵野秀明展』が、4月16日より「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)でスタートした。

15日におこなわれたメディア内覧会では、庵野作品に深くかかわってきた学芸員・三好寛氏と神村靖宏両氏を迎え、同展の魅力や構成について解説。同展は時系列ではなくテーマごとに5つの章に分かれており、第1章では「庵野秀明『が』作ったものだけではなく、庵野秀明『を』作ったものを展示しています」という三好氏の解説通り、庵野氏のルーツである特撮やアニメ、漫画にまつわる展示が並ぶ。

第2章は、庵野氏が中高時代に取り組んだ油絵や同人誌からはじまり、大学時代に撮影した映画・アニメの絵コンテや当時の撮影機材といった貴重な資料を展示。特に大阪会場からスタートした、自主制作版『ウルトラマン』で使用したミニチュアや衣装の展示は必見だ。

さらに、第3章では庵野氏の媒体を問わない多彩な活動をテーマとし、社会現象を巻き起こし2021年には完結編が発表された『エヴァンゲリオン新劇場版』シリーズの設定資料やデザイン案、2016年に大ヒットした実写映画『シン・ゴジラ』のCGに使用するゴジラの雛型や模型など、ファンなら生で見ておきたい資料もずらり。

庵野氏の原点に触れる展示からはじまり、公開が待ち望まれている『シン・仮面ライダー』や『シン・ウルトラマン』といった最新作に関する展示まで網羅。神村氏は、「特撮・アニメを吸収して育った庵野秀明がアニメーターや監督の経験を積み、ゼロから作品を作り上げる経験を経た上で今『仮面ライダー』や『ウルトラマン』を手がけようとしている。同じことを繰りかえしながら、高みにのぼっているのです」と熱く語った。

『庵野秀明展』は6月19日まで開催。入場料は、一般1900円ほか。

『庵野秀明展』

日程:4月16日(土)~ 6月19日(日)
時間:火~金10:00~20:00、月・土・日・祝~18:00
※休館日は4月18日(月)、5月9日(月)
会場:あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F)
料金:一般1900円、大高生1400円、中小生500円

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