RCサクセションの爆音上映会、大阪など全国4カ所で開催

2022.4.13 20:15

RCサクセションのライブの様子

(写真2枚)

ロックバンド・RCサクセションの『FIRST BUDOHKAN DEC.24.1981 Yeahhhhhh………』の爆音上映会が、5月25日に「なんばHatch」(大阪市浪速区)にて開催される。

1968年に忌野清志郎を中心に結成され、1970年に『宝くじは買わない』でデビューを果たしたRCサクセション。当時は抒情的なフォークロック・サウンドを展開していたが、1979年に仲井戸麗市が加入。清志郎の「俺がミックをやるからチャボはキースをやってよ」という言葉通り、日本のローリング・ストーンズのイメージを全面に押し出し、派手なメイクと衣装を纏い、ワイルド&セクシーなサウンドパフォーマンスで魅せるR&Rバンドへ鮮やかな変貌を遂げる。

「日本語でロックを歌う」ということに限らず、たとえばライブ中の「Oh Ya!」「ベイビー」といったシャウトなど、日本のロックコンサートでごく普通に見られるパフォーマンスも、実は彼らが先駆者であることが多く、今現在まで日本のロックシーンに与えた影響ははかりしれない。

また、ジェンダーレスな時代を先取りしたファッション、原発反対ソング発売中止に反発して結成した、覆面ゲリラバンド・THE TIMERSなど、忌野清志郎の自由で反骨精神あふれる生き方も、音楽にとどまらないサブカルチャー的指針として、熱狂的支持を集めた。

バンドの活動自体は1991年から無期限活動休止に入ったまま、2009年に忌野が逝去したことにより、事実上結末を迎えたが、彼らの音楽とそこに込められたスピリッツは、今なお生き続け、新しいファンを増やし続けている。

今回の爆音上映会は、1981年12月24日に開催されたRCサクセション初の日本武道館ライブで、その後恒例となる「クリスマス武道館」の記念すべき第一発目となる伝説の一夜を記録したCD+DVDセットの発売を受けて企画されたもの。

同日のライブ映像は、以前にも「AT BUDOKAN」というタイトルで発売されているが、今回のDVDはそこでは未収録の映像を含めて、先端技術で美しく蘇らせ、サウンドもこだわり抜いてアップグレード。その映像をアリーナの大画面スクリーン&爆音で、多くのファンとともに体験できる今回の上映会は、RCのライブを観ることが叶わない今、そのステージを疑似体験できるまたとないチャンスだ。

時期的には、RCがある種の様式美的なステージスタイルを確立する前。若き日の清志郎が飛び跳ね、シャウトし、チャボのギターとスリリングな絡みを展開するフレッシュで攻撃的なパフォーマンスは、RCを知らない世代にも胸を熱くさせるものがあるはずだ。開催は1日限定ゆえ、チケットは争奪戦必至となりそうだ。

大阪のほか、5月16日に「EX THEATER ROPPONGI」、17日に「札幌 PENNY LANE24」、24日に「名古屋ダイアモンドホール」でも開催される。料金(手ぬぐい付き)は3500円、15歳以下は1800円。チケットは4月29日から販売。

文/井口啓子

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