ニューヨーク、劇場認知度100%に「うれしいです」

2022.4.2 18:20

左からお笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也、屋敷裕政(4月2日、大阪市内撮影)

(写真3枚)

人気お笑いコンビのニューヨークが4月2日、吉本興業創立110周年公演『伝説の一日』の初日弐回目公演でトップバッターを飾り、その後の記者会見では、出番前に漂った緊張感や自身の認知度について語った。

先輩コンビのフルーツポンチが前説をつとめた同回。その様子を舞台袖で見ていたという嶋佐は、「フルーツポンチさんがわざわざ東京から来て前説していて、でもちょっとスベっていましたね」と苦笑い。屋敷も「フルーツポンチさんが『浜崎だるみ』というギャグをやって客席が結構静かになって。(2番手出演の)ロングコートダディさんと一緒に見ていて、『がんばりましょう』ってなりましたね(笑)」と明かした。

気を引き締めて挑んだ舞台では、ネタ披露前に観客に対し、自分たちの認知度を尋ねたところ、全員が「知っている」と反応。思わず舞台上で「俺ら爆売れしたんちゃうか!」と叫んだ屋敷は、「うれしかったです。びっくりしました」と目を丸くした。

また、イベント名になぞった「伝説的なエピソード」について、屋敷が「若手時代は仕事とバイトで寝られなくて、嶋佐が疲れすぎて僕のことを『嶋佐』と呼びました」と振りかえると、嶋佐は「『吉本陸上競技会』で30人くらいで一緒に歩く競技を1カ月間、稽古をさせられたのがきつかったですね。そのクオリティが高すぎてトミーズさんが泣いていました」と恒例イベントでの過酷な経験を話した。

『伝説の一日』は4月10日・夜11時59分まで「FANY ONLINE チケット」にてオンラインチケット販売中(視聴期間は11日・昼12時まで)。

取材・文/田辺ユウキ

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