人気ショコラティエの世界を堪能、神戸のチョコ博物館で新企画

2022.4.1 14:15

企画展『6 Essences―チョコレートを表現する6人の知覚―』各ショコラティエらの商品パネルが並ぶ

(写真9枚)

洋菓子の街・神戸にあるチョコレートに特化した施設「フェリシモ チョコレート ミュージアム」(神戸市中央区)で、4月1日から新たな企画展がスタート。人気ショコラティエの世界を覗き見することができる。

2021年10月にオープンし、これまで約2万人が訪れたという神戸の通販会社「フェリシモ」による同館。壁を埋め尽くすように収蔵展示されている約50カ国のチョコレートパッケージが圧巻で、開館後もメーカーや愛好家らからの寄贈寄託が増え続け、今では約500ブランド・約1万3000点にも及ぶという。

今回スタートした新たな企画展『6 Essences −チョコレートを表現する6人の知覚−』では、国内外で活躍する6人のショコラティエ・カカオプロデュサーのブランドを紹介。「パティシエ エス コヤマ」小山進氏のコックコートや、「ル ショコラ ドゥ アッシュ」辻口博啓氏のショコラセパレーターなどこだわりのアイテムが並び、人気商品が生み出される背景を垣間見れる内容となっている。

同時期に開催される新たな常設展『Morozoff―90周年の記憶―』歴代パッケージを展示

また、神戸発の洋菓子ブランド「モロゾフ」の90年の歴史をたどる常設展も。創業時から最新の2022年バレンタインまでのパッケージが展示され、時代とともに変化するデザインを見比べて楽しめそうだ。

企画展担当者は「チョコレート自体は展示ができないもの。その分、創意工夫や食べる人への思いが凝縮されたパッケージやショコラティエの方たちのエッセンスから、新たな可能性や魅力に目を向けてもらえれば」と呼びかける。

企画展は9月25日まで。会場では6人のショコラティエらの人気商品も販売される。時間は昼11時~夕方6時。料金は一般1500円ほか。

取材・文・写真/塩屋薫

企画展『6 Essences―チョコレートを表現する6人の知覚―』

期間:2022年4月1日(金)~9月25日(日)
時間:11:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
会場:felissimo chocolate museum(神戸市中央区新港町7-1 Stage Felissimo2F)
料金:一般1500円、中高大学生1200円、小学生500円 ※事前予約制
※2022年6月21日購入分までは開館記念価格(一般1000円、中高大学生800円、小学生300円)

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