阿部顕嵐&板垣瑞生、和気あいあい舞台挨拶「青春してんなって」

2022.3.27 19:00

映画『ツーアウトフルベース』の舞台挨拶に登場した(左から)藤澤浩和監督、阿部顕嵐、板垣瑞生(27日・大阪市内)

(写真13枚)

映画『ツーアウトフルベース』の舞台挨拶が3月27日、大阪市内でおこなわれ、キャストの阿部顕嵐(7ORDER)、板垣瑞生、藤澤浩和監督が登壇。撮影を振りかえった。

同作は、かつてプロ入りが期待されるほどの高校球児だったイチ(阿部顕嵐)とその相棒・ハチ(板垣瑞生)の物語。2人がヤクザ、不良、警察に追いかけられる「人生サイアクな1日」が描かれる。

同作が初の主演映画となる阿部は、バンド活動を夢見てもがく元高校球児のイチを演じる。自身の役との共通点を聞かれた阿部は、「イチは1日1日にちゃんと向き合っていない生活をしていて、自分も昔はそうだったというか。仕事がオフになったとき、何も考えずにその日を過ごすことが多かったんですけど、最近は休みの日は『寝よう』ってちゃんと計画を立てて、大事にすることを心がけてます」と回答。

バンド活動を夢見てもがく元高校球児のイチを演じた阿部顕嵐(7ORDER)(27日・大阪市内)

その答えに、藤澤監督が「これはツッコんでいいのかな?」と苦笑いし、板垣が「なんか変でしたよね? 寝る予定を立てるって何?(笑)」とツッコむなど早くも和気あいあいとした雰囲気に。阿部が「いや、だらける予定を立ててだらけないと罪悪感が残っちゃう」と持論を展開し、板垣が「ヤバイね、超おもしろい」と笑いながら納得する場面も。

作中でのイチとハチのバディ感をつくるのに時間はかからなかったそうで、2人は「役との境目がなくて、その延長戦でプライベートも一緒にいました」「仲良かったよね」とコメント。また、青春を感じたエピソードを聞かれると、板垣は「さっき、エレベーターのなかで顕嵐がペロンっておしりを触ってちょっかいだしてきて。そのときに『うわ、なんか青春してんな』って思いました」と話し、撮影が終わった今でも息ぴったりだとアピールした。

最後に阿部は、「こんなにたくさん、みなさんに見ていただけて感謝しかないです。この映画が広がっていくように伝えてほしいし、本当におもしろいので、楽しんで見ろ!ってだけです」と呼びかけた。映画は「梅田ブルク7」などで公開中。

映画『ツーアウトフルベース』

2022年3月25日(金)公開
企画プロデュース:新羅慎二
脚本:内田英治
監督・脚本:藤澤浩和
出演:阿部顕嵐、板垣瑞生、工藤遥、ほか
配給:東映ビデオ
©2022「ツーアウトフルベース」製作委員会

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本