「情熱大陸」に金メダリスト・平野歩夢、新たに歩む道とは

2022.3.20 17:45

プロスノーボーダー・スケートボーダー/平野歩夢 (C)MBS

(写真1枚)

今年2月に「北京オリンピック」で世界中の視線を集め、スノーボード・ハーフパイプの頂点に立った平野歩夢選手。3月20日放送の『情熱大陸』(MBS)に登場する。

「人類史上最高難度」と呼ばれるルーティンをいとも簡単に披露する姿が注目された平野だが、わずか半年前にはスケートボードの日本代表として「東京オリンピック」の舞台に立っていた。「正解の無いものとか、人のやっていないことに興味がある」と、2021年7月放送の『情熱大陸』で二刀流挑戦の真意を語った平野。その思いを貫いたからこその偉業達成だった。

栄冠を手にしてから1カ月。スノーボードのヒーローは故郷の新潟を離れ、東京にいた。自分の挑戦を支えてくれたスポンサーへのあいさつ回り、そして有名雑誌の表紙を飾るための撮影など、金メダリストとしての活動をおこなっていた。努力でつかみ取った金メダルを「なんだか照れくさいです」と言いながら、1人ひとり笑顔で記念撮影に応じる姿は、歩んできた険しい道のりからようやく解放された安堵の表情にも見えた。

だが、カメラを向け、今後の道のりについて聞くとその表情は一変した。「誰かと同じことをやろうと思ってもいないし、自分にとって楽なことも選ぼうと思っていない。だから難しい」。多くのメディアで取りざたされる「次は2年後、夏のパリ五輪なのか?」「それとも4年後、冬の五輪なのか?」などという二者択一では、決して語り切れない思いがあるという。

「欲張りだから、スノーボードもやりたいし。スケートボードもやりたいし。それ以外もやりたいし」。世界の頂点に立った23歳。だが、その可能性はまだ無限に広がっている。 平野歩夢が次に歩みだす道とは? この模様は3月20日・夜11時から放送される。

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