「QUEEN」結成50周年展が大阪で、世界初披露の衣装も

2022.3.11 20:15

フレディとの記念撮影はこちらで

(写真11枚)

英国の伝説的ロックバンド・QUEENの結成50周年を記念した展覧会『QUEEN50周年展-DON'T STOP ME NOW-』が、3月11日より「大丸梅田店」(大阪市北区)でスタートした。

フレディ・マーキュリー(ボーカル)、ブライアン・メイ(ギター)、ジョン・ディーコン(ベース)、ロジャー・テイラー(ドラム)から成るクイーン。1970~80年代に一世を風靡し、フレディの死後も2019年には映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットで、国内でも世代を超えた人気が再燃している。

本展では、彼らの活動の軌跡を、貴重な資料や未公開写真、メンバーや関係者などのコメントでたどっている。資料では、フレディの華麗な衣装や、ステージセットと楽器(ギター、ベース、ドラムのレプリカ)が目を引く。

なかでも、名曲『伝説のチャンピオン』PVでフレディが着用した白黒のレオタードは、大阪展が世界初公開というレアもの。また、初期の彼らにとって重要なライブハウスやスタジオ(マーキークラブ、トライデントスタジオ、リッジ・ファームなど)を、映画のセットさながらのリアルさで再現していることにも驚く。

名曲『伝説のチャンピオン』PVで、フレディが着用していた白黒のレオタード。世界初公開

もうひとつの見どころはライブ映像だ。映画のハイライトにもなった『ライブ・エイド』(1985年)はもちろん、150インチ4面マルチスクリーンで映し出される1982年に「西武スタジアム」でおこなわれた来日公演は圧巻。音響と照明も凝っており、まるで会場にいるかのような臨場感が味わえる。

このように、展覧会要素とエンタメ性を高次元で融合しているのが本展の特徴だ。結成当時からの筋金入りファンはもちろん、映画でQUEENを知ったニューカマーでも間違いなく楽しめる。開催期間は5月9日まで、入場料は一般1800円ほか。

取材・文/小吹隆文(フリーライター)

『QUEEN50周年展-DON'T STOP ME NOW-』

日程:3月11日(金)~5月9日(月)
時間:10:00~20:00、最終日~18:00 ※入場は閉場1時間前まで 無休
会場:大丸梅田店13階特設会場(大阪市北区梅田3-1-1)
料金:一般1800円、高中生1200円、小学生800円
TEL:06-6343-1231(代表)

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