大阪まん防延長で新方針、高齢者3回目完了や対応病院の公表

2022.3.5 06:15

大阪府新型コロナウイルス対策本部会議の様子(3月4日・大阪府庁)

(写真2枚)

新型コロナにおける大阪府の対策本部会議が、3月4日に開催。「まん延防止等重点措置(以下:まん防)」が21日まで延長されることを受け、この間に高齢者施設への3回目ワクチン接種完了や、コロナ対応できる医療機関をすべて公表する方針が決定した。

府の新規感染者状況は、過去最多となった2月11日の1万5291人をピークに減少傾向を見せ、3月3日時点で7749人まで減少。しかし減少速度は緩やかで、感染規模は大規模な状態が継続している。

医療提供体制は、軽症中等症病床が病床使⽤率77.6%(3419床中の2654床)、重症病床が33.9%(629床中の213人)とひっ迫した状況。今回の延長ではこれまでの府民らへの要請が継続されるほか、新たに高齢者施設への追加接種を延長期間中に完了させるよう各市町村に要請がおこなわれる。

また第6波では、府が公表している一部の診療・検査医療機関に多数の患者らが集中し、検査ができなかったり受診先が見つからない自体が発生したが、国から「すべての診療・検査医療機関を公表するよう協力」と事務連絡。

府内でコロナ対応できる医療機関のうち、かかりつけ患者以外も対応できる897機関のうち現在公表されているのは636カ所。かかりつけ患者のみ対応する医療機関でも1180機関中448カ所のみ公開されており、トータル2077施設(2月28日時点)中で1084カ所・52.2%の公表率となる。 

会議で吉村洋文知事は、「全数公表は非常に重要。調査をおこない、3月中旬には公表をお願いしたい。躊躇されることもあると思うが、医師会とも協力してお願いしたい」と指示を出し、コロナ対応できる全医療機関を公表する方針を決定した。

取材・文・写真/岡田由佳子

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