小川珈琲が目指す100年先、京都ならではのトーストも登場

モーニングメニュー「炭焼きトースト 糀バター」(ドリンク付き・780円)※7:00~11:00提供
創業70年を迎える「小川珈琲」(本社:京都市右京区)が、「100年先も続く店」をコンセプトにした新店をオープン。2月11日の開店以降、連日多くのお客が訪れ、同店ならではのメニューを楽しんでいる。
この「小川珈琲 堺町錦店」(京都市中京区)では、国際フェアトレード認証などを取得したエシカルコーヒーのみがそろい、グアテマラやエチオピア産のハウスブレンドなど8種を中心に提供。店長の市村克人さんは、「1番大切なのは、おいしいコーヒーを飲んでもらうこと。そして、その1杯が生産者の暮らしにも配慮したサステナブルな活動につながれば」と話す。
バリスタがネルドリップで提供するスタイルも新たなこだわりで、独自のオーガニックコットンのフィルターを使って88度低温で抽出。豆本来のコクと雑味のないスッキリした味わいを目指したという。
またオープンから注目を集めるのは、店内で焼き上げる食パンだ。京都の人気パン屋「ル・プチメック」の創業者・西山逸成氏が、「毎日食べられるシンプルな常食」として同店のために開発。サンドイッチ、フレンチトーストなど時間帯ごとに多彩なメニューで登場する。
モーニング(~昼11時)で人気の「炭焼きトースト 糀バター」(ドリンク付き・780円)は、地元素材にこだわり香ばしさをいかした「京都産小麦食パン」と「全粒粉食パン」の2種から選ぶことができる。京都「佐々木酒造」の米糀を使用した自家製バターをたっぷり塗るのがおすすめで、糀のほのかな甘みも魅力だ。

また、京都の老舗「京菓子司 俵屋吉富」のこしあんにエスプレッソを加えた水羊羹入り「自家製コーヒーゼリー」(680円)といったスイーツも楽しめる。既存店とは9割以上メニューを変えた同店について、市村さんは「日常遣いに加えて、喫茶店のアップデートができたら。『伝統』もかつては斬新だったものが根付いたからこそ。2階にはイベントスペースもあり、地域や文化と繋がる場にしていけたらいいですね」とコメントした。
店内メニューのペーパーレス化、食パンのテイクアウトやバターの量り売りなど、新たな試みを続々と導入している同店。営業は朝7時~夜8時(LO夜7時半)。
取材・文・写真/塩屋薫
「小川珈琲 堺町錦店」
2022年2月11日(祝・金)オープン
場所:京都市中京区堺町通錦小路上る菊屋町 519-1
営業:7:00~20:00(LO19:30)
電話:075-748-1699
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