本郷奏多、時代劇の殺陣に苦戦「やってるスポーツが違う感覚」

2022.2.26 08:45

大部屋俳優・五十嵐文四郎役の本郷奏多 (C)NHK

(写真4枚)

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)で、若き大部屋俳優・五十嵐文四郎(いがらし・ぶんしろう)を演じる本郷奏多が、朝ドラ出演への思いや自身の役柄について語った。

朝ドラ出演は今作が初めてという本郷。「母に『今度、朝ドラ出るよ』と報告したらすごく喜んでくれていました。『毎回見ているからすごくうれしい』と言ってくれたのが印象的でしたね。出演が発表されたタイミングで特に年配の方や大人の方から『朝ドラ出るんだ、すごいね』と言っていただけたので、やはりひとつ朝ドラっていう立ち位置がある、歴史ある作品なんだなと改めて思いました」と振りかえる。

時代劇に憧れ京都にやってきた、大部屋俳優の五十嵐を演じる本郷。作中では『妖術七変化!隠れ里の決闘』のオーディションで殺陣を披露するが、本郷は「僕はアクションの経験はあるのですが、時代劇の『ザ・立ち回り』っていうものをやったことがないんです。殺陣というのは万が一にも刀が相手の役者さんに当たってはいけない。アクションものだったらしっかり戦っているように見える迫力のあるかっこいい映像が最優先なんですけど、時代劇の殺陣はお互いが気持ちよく安全にできることが最優先。同じ刀を振るっていうことでも、やっているスポーツが違う感覚で難しい」とコメントした。

大部屋俳優・五十嵐文四郎役の本郷奏多 (C)NHK

最後に本郷は、「僕自身も一生懸命いい作品にできるようキャラクターに命を吹き込む作業をしています。 夢に向かって生きる若者には若いからこそうまくいかないこともあるのですが、そういうなかでたくさん頑張っていくキャラクターがひなたと五十嵐だと思っています。視聴者の皆様にはそんなふたりを見て自分の若い頃を思い出したり、我が子のことを思ったりしながら応援していただけたらうれしいなと思っています」と呼びかけた。

本作は、朝ドラ史上初となる3人のヒロインが昭和から令和にかけての100年を紡いでいく家族の物語。放送はNHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。

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