「そこまでせんでも…」節分で注目の鬼ころし、名前の由来は?

2022.2.3 15:15

日本盛の「鬼ころし」

(写真2枚)

節分の時期に合わせてスーパーに並ぶことが多い、日本酒「鬼ころし」。その光景を「待って」というひと言とともに投稿したJINJIN(@jin_sunrize)さんのツイートが、現在1.3万リツイート、3.8万いいねがつくなど話題となった。

JINJINさんは兵庫・神戸のスーパーで見かけたそうで、「節分の販促で飲みやすい酒を売っていたことに驚いた」と、ツイートしたという。この投稿に、SNSでは「鬼ころし・・・こわすぎ」「殺さんでも」「豆より効くこと間違いなし」「追い払うくらいじゃ生ぬるいと思っている人にオススメ」などさまざまな声があがった。

「鬼ころし」について調べてみると、実は全国に同じ名前の日本酒が複数存在していることが判明。「鬼ころし」とは一体どのような酒なのか、関西で「鬼ころし」を製造・販売する酒造メーカー「日本盛」(本社:兵庫県西宮市)の広報・森望さんに詳しい話を訊いた。

■ 節分との関連については分からないが・・・

──関西で生まれ育った私にとっては「鬼ころし」は馴染みのあるお酒の名前でした。でも一体なぜ「鬼ころし」という名前なのでしょうか?

昔は、辛口の日本酒の代名詞として「鬼をも殺すほど旨い日本酒」を、「鬼ころし」と呼んでいたことが命名の由来です。

弊社の「鬼ころし」は2種類あって、赤色のパッケージのものは、飲み飽きしないすっきりした味わいで、やや辛口のお酒。青色は、しぼりたての新鮮な風味をそのまま封じ込めた「フレッシュな味わいと香り」「爽やかな喉ごし」が特徴の淡麗辛口のお酒(生貯蔵酒)です。

──この時期はスーパーなどで「節分コーナー」で見かけることが多いですが、節分との関連はあるのでしょうか?

節分との関連については資料がないので、分からないんです。でも、節分に絡めた「鬼ころし」の楽しみ方のひとつとして、鬼の色と煩悩で赤と青の鬼ころしを楽しむのはどうでしょうか。

鬼の色は仏教における「煩悩」を意味していて、赤鬼は貪欲を、青鬼は瞋恚(しんに、怒りや恨みの意)を意味しているそうです。自分の煩悩をはずすために「貪欲を退治したい人」は赤の「鬼ころし」、「瞋恚を退治したい人」は青の「鬼ころししぼりたて」を飲んで、ゆっくりと考えていただいてもいいと思います。

──大人の新しい節分の楽しみ方ですね! ありがとうございました。

「日本盛」のほか、コンビニなどでよく見かける「清洲桜醸造」(本社:愛知県清須市)の「清洲城信長 鬼ころし」、北海道の「国稀酒造」による「北海 鬼ころし」など、全国的に存在する「鬼ころし」。節分をきっかけに堪能してみては。

取材・文/野村真帆

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