大阪府の大規模ワクチン接種、医師が覚せい剤逮捕で一時停止に

2022.1.24 22:15

大阪府庁(大阪市中央区)

(写真1枚)

大阪府は1月24日、府が設置する大規模ワクチン接種会場の運営を委託していた管理医師が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたことから、ワクチン接種の予約受付を一時停止していたと発表した。

逮捕されたのは、府が設置する3つの大規模接種会場(新別館南館接種センター、新別館北館接種センター及び咲洲接種センター)を委託されていた「関西ヘルスケアクリニック」の山本秀和院長。このうち、新別館南館接種センター、新別館北館接種センターは山本院長が管理医師となっており、府は逮捕を受けて新規の予約受付を中止とした。

すでに両センターの管理医師は変更され、運営に支障はないという。1月24日・夕方4時から予約受付を再開され、翌25日より予定通り追加接種(3回目接種)を開始する。府は「今回このような事件が発生したことは誠に遺憾です。本府としては、第三者への委託契約の承継なども含めて検討をおこないます」としている。

SNSでは「責任者、何も接種しとんねん!」「違うもの打つなよ!」「そっちのお注射打ってたかあ」と呆れた様子で、非難するコメントが続々と投稿されている。

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