佐々木希、朝ドラに初出演「秋田の母もとても喜んでくれた」

2022.1.21 13:10

笹川奈々役の佐々木希 (C)NHK

(写真4枚)

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)で、芸能事務所の社長令嬢・笹川奈々役を演じる佐々木希が、朝ドラ出演への思いや自身の役柄について語った。

朝ドラへの出演は初めてだという佐々木。出演が決定したときを、「幼いころから見ていた朝ドラに自分が出演できるんだといううれしさでいっぱいでした。秋田の母もとても喜んでくれました」と振りかえる。

佐々木が演じる奈々は、芸能事務所「笹川プロダクション」の社長令嬢。笹川プロダクション主催の関西ジャズコンテストで、トミー(早乙女太一)とジョー(オダギリジョー)のトランペットに興味をもつ。

自身の役柄について、佐々木は「(ジョーがいる)大阪の人たちにとっては、奈々は急に東京から来た人ですし『なんだよ、あの女』と勘違いされやすく鼻につくタイプかもしれません。でも台本を読んだとき、私は、奈々は仕事を全うしようとするプロ意識が高く、そして面倒見が良い女性だなと思いました」と分析したという。

演じるにあたり、「社長令嬢という部分を強調すると意地悪な印象になってしまいそうなので、『仕事へのプロ意識が高く、 そして一本筋の通った女性』として演じるよう意識しました」と明かした。

ヒロイン・るいを演じる深津絵里とは今回が初共演だといい、佐々木は「深津さんのことは昔からテレビで拝見していましたので、本当に実在するんだ!(笑) と、今回初めてお目にかかれて本当にうれしかったです。一緒にお芝居させていただいて、るいさんには目を離せないぐらい引き込む力があって、ピュアさと凛としたところは実際の深津さんに通じるものがあったなと思いました」と印象を話した。

またオダギリジョーについては、「休憩中緊張している私に話かけてくださったりとても気遣っていただきました。すごく柔らかくて温厚な方だなと思いました。一緒にお芝居させていただき、トランペットを吹いている口の動きや目の動きなど、繊細なお芝居を間近でみられてとても感激しました」とコメント。

最後に視聴者に向け、佐々木は「『カムカムエヴリバディ』はヒロイン3世代の物語で、親子の絆だったり、温かい日常を描きながらも葛藤していく様もしっかりと描かれています。会えない時間がいろんな感情を育て、愛が深まったり、誤解の溝を深めたりと、とても人間味のある作品だと思いますので、ぜひ毎朝楽しみにご覧いただけるとうれしいです!」と呼びかけた。

『カムカムエヴリバディ』の放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。土曜日はその週の振りかえり。

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