兵庫県は１月１３日、新型コロナウイルスの新規陽性者を９０５人と発表（累計陽性者数は８万１４００人）。

この日の新規陽性者は、前週と同じ曜日の人数（１０５人）より８００人多く、９月２日以来の９００人超えとなった。エリア別では神戸市２９０人、尼崎市１７５人、西宮市１０９人、姫路市８７人、明石市３９人、そのほか県内で２０５人だった（新規陽性者の直近１週間平均は３２６.３人）。

現在入院中の重症者は２人（前日比プラス１人）で、重症病床使用率は１.７％に。中等症以下も２８１人（前日比プラス４１人）で入院病床使用率は１９.９％に上昇した。宿泊療養者は４５０人で、自宅療養者は５１３人（１月１２日時点）。

この状況に齋藤元彦知事は１２日のツイッターで（１２日の新規要請者５１２人）、「本日、コロナ本部を開催し対策強化を決定。感染急拡大や病床使用率を踏まえ、病床を現在６００床からフェーズ４の１２００床、ホテルを１０００室から２０００室への運用拡大の調整を進めていきます。保健所の体制も、まずは県職員３０人を前倒しで明日から現場派遣します。３０代以下の感染が約７割です」と説明したうえで、若年層へ感染対策の徹底を訴えた。