大阪市の松井市長が年始挨拶「コロナ対策して経済回したい」

2022.1.5 06:45

大阪市北区にある「大阪市役所」

(写真2枚)

大阪市の新年最初となる定例会見が1月4日に実施され、松井一郎市長は「新型コロナウイルス感染症対策をしっかり進めていくことは当然のこととして、旅行や飲食業界など一部業界の方たちが事業を継続できるように経済も回していきたい」と抱負を述べた。

年始挨拶が中心となった今回の定例会見。コロナ対策や開催まで約3年となった『2025年 日本国際博覧会(大阪・関西万博)』などに触れながらの挨拶になった。

なかでも、オミクロン株の市中感染に関しては「デルタからオミクロンに移り変わっていると受け止めており、オミクロンは感染力が強いと専門家がはっきりおっしゃっている。できるだけ感染しない対策を1人ひとりが講じていただく」と、今後も感染症対策を徹底。

一方で、「インフルエンザ程度であれば、インフルエンザ並で社会を動かせばいい。オミクロンの毒性について、ぜひ、専門家の考えをお聞かせ願いたい」と、感染症対策と経済活動の両立について前向きな姿勢を示した。

取材・文・写真/岡田由佳子

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