大規模火災で負傷者0の教訓、大阪市が対象者に研修会を実施

2021.12.13 06:45

防火設備を適切に維持管理し、災害発生時には的確な初動措置が確実になされるよう自主防火・防災管理体制の構築を推進する大阪市(12月9日・大阪市役所)

(写真2枚)

大阪市此花区で11月29日に発生した大規模倉庫火災。大阪市は、市内にある大規模倉庫・21事業所に緊急の立入検査をおこなったうえ、対象者に向けた『防火管理研修会』の実施を12月9日に発表した。

医薬品などが保管された倉庫で、鎮火まで5日間かかった同火災。松井一郎市長は、「大阪市では過去に類を見ない火災となった。激しい燃焼で炎や煙と熱気が強く、爆発の恐れもあったと聞いている。また、窓が少なく現状把握が困難で、消火活動までは時間を要した」と説明した。

なお幸いなことに、火災発生時に倉庫にいた100人以上の従業員は、全員避難し負傷者はなし。この倉庫で定期的に実施されていた消防訓練が功を奏したという。

これを受けて市では、対象事業所の担当者に向けて消防訓練のポイントや消防設備の操作方法を学ぶ『防火管理研修会』を12月14日〜16日に予定。松井市長は「職場に持ち帰ってそれぞれの自衛消防に活かしていただきたい」と話している。

取材・文・写真/岡田由佳子

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