村雨辰剛、朝ドラに喜び「筋肉体操は説明が難しかった(笑)」

2021.12.12 07:15

米軍将校、ロバート・ローズウッド役を演じる村雨辰剛 (C)NHK

(写真4枚)

ラジオ英語講座を軸に3世代にわたる女性の人生を描く連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)。米軍将校のロバート・ローズウッド役を演じる村雨辰剛が、朝ドラ出演について語った。

街で言葉が通じず困っている進駐軍の将校を見かけたヒロイン・安子(上白石萌音)が、「May I help  you?」と話しかけ、助けた第27回(12月7日放送)。その進駐軍の将校を演じた村雨は、スウェーデン出身ながら日本に帰化し、庭師となった異色の経歴をもつ。

朝ドラ出演について、「僕は演技経験自体が少なくて、決まると思っていなかったので驚きました。メディアに出させていただくときは新しい挑戦ができることが面白いと思っているので、演技させてもらえるというのがすごくうれしかったです。もし出身地のスウェーデンでもNHKが見られるなら、家族も喜ぶでしょうね」と決まったときを振りかえる。

村雨といえば『みんなの筋肉体操』を思い浮かべる人も多いはず。村雨自身も「今までは『日本で何をやっているの?』と聞かれると、庭師というのは説明できても『みんなで筋肉体操』はかなり説明が難しかったので(笑)。ドラマに出ましたって言うと、あ、演技なんだと伝わりやすいと思います。やっとそれが言えます」と喜んだ。

撮影現場の様子は、「安子役の上白石萌音さんが、僕が何にも分からなくてすごく迷惑をかけている分をフォローしてくださってとても助かりました。年齢は僕よりだいぶ下ですけど、すごくしっかりしていて大人な方だなと思います。プロフェッショナルで、ものすごくすてきです。同じNHKの番組でも『筋肉体操』とは雰囲気が全然違います。 隣に武田真治さんがいないから(笑)。武田さんもしくは谷本(道哉)さんがいれば、安心だし、緊張感もほぐれたんですけどね」と笑う。

最後に、「すごく国際的な新しい要素がたくさんある作品なので、ロバートと安子さんの関係性の今後をぜひみなさんに観ていただけたらなと思います」とコメントしている。『カムカムエヴリバディ』の放送はNHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。「1948-1951」と第する第7週(12月13日〜17日放送)では、安子が出征したまま行方不明だった兄・算太と再会する。

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