ファンモンが1万人の第九で熱唱「必要以上の熱量出した」

2021.12.6 07:45

『サントリー1万人の第九 2020+1』左から粗品、ファンキーモンキーベイビーズ、佐渡裕(5日・大阪市内)

(写真3枚)

世界最大規模の「第九」合唱をおこなうコンサート『サントリー1万人の第九 2020+1』が12月5日、「大阪城ホール」(大阪市中央区)で開催された。

1983年から始まり、39回目を迎える同コンサート。ベートーヴェンの交響曲第9番(通称「第九」)を1万人で歌うというもので、これまで12月の第1日曜日に実施されてきた。

前年は新型コロナ感染拡大防止の観点から、史上初の無観客となったが、今年は専門医指導のもと感染対策を徹底。合唱団の受け入れは断念したが、有観客での開催となった。

今年のテーマは「ミライへの希望」。総監督・指揮は今回で23回目となる佐渡裕で、総合司会はお笑いコンビ・霜降り明星の粗品が務めた。また、ゲストでファンキーモンキーベイビーズが登場すると、『あとひとつ』と『エール』の2曲を熱唱し、会場を盛り上げた。

前年同様『第九』の合唱は、日本全国と世界各国から寄せられた「動画投稿」で組み合わせられ、2020年の1万1961人を超える1万3512人の投稿があったという。今年は前年分と合わせた2万人の『第九』が披露され、迫力の歌声が会場に響き渡った。

公演終了後に、佐渡は「今年はお客さまが入って頂いたことはすごく大きな事でした。今日もいろんな制約があるなかで、たくさんの温かい拍手を頂いて、本当に感動しました」と来場客に感謝の意を述べた。

ファンキーモンキーベイビーズのファンキー加藤は「正直、昨日から会場の空気にのまれてました」と、したうえで「歌が始まってしまえば、いつも通りの熱量が出せたし、必要以上の熱量を出していたと思います」と振り返った。

この模様は12月18日・夕方4時からMBSで放送される(TBS、CBC、RKB、HBC、TBC、以上TBS系列6局ネット)。

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