大阪でコロナ飲み薬の治験が開始、国産ワクチンも並行開発中

2021.11.1 20:30

新型コロナの治療薬(経口投与型抗ウイルス薬)の治験が大阪で始まった(10月27日・大阪府庁)

(写真2枚)

大阪府において、新型コロナの治療薬(経口投与型抗ウイルス薬)の治験が「りんくう総合医療センター」(大阪府泉佐野市)で開始。10月27日の定例会見で発表された。

これまでも新型コロナ患者を積極的に受け入れてきた同センター。今回は、いわゆる「飲み薬」による新型コロナ治療薬を早期に実用化させるため、治験や臨床研究の実施などに向けて大阪府と協定を締結した。

治験の対象者は、コロナ発症から5日以内で軽症・無症状の20歳〜69歳のうち協力を得られる人。国産ワクチンの開発も進める「塩野義製薬」(代表:手代木功)が研究開発する治療薬を使い、大阪市内の宿泊療養施設で治験がおこなわれる。

吉村洋文知事は、「治療薬は1日1回の2日分。プラセボ(偽薬)と本物の薬を混ぜておこなわれ、どう混ざっているかは医師にも知らされず、体温、酸素フォワード、採決、採尿、唾液採取などをする」と説明。

また、「地域のクリニックで経口治療薬が処方されれば非常に大きい。感染が減少していて、ホテル療養の患者数自体は少ないが、府としては早く飲み薬が出てほしいので最大限協力したい」と話した。

なお2020年4月に連携協定を結び、大阪大学などと進めている国産ワクチンの開発については、「ファイザー、モデルナのワクチンが非常に高い効果を示している。(国産ワクチンも)現在、容量を増やして(飲み薬と)並行して治験をおこなっているが、まだ時間がかかると思っている」と明かした。

取材・文・写真/岡田由佳子

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