はんにゃ金田、映画の撮影現場で岡田准一からダメ出し

2021.10.22 23:00

左から原田眞人監督、藤堂平助役のはんにゃ・金田哲。「藤堂が登場するシーンでは、泣く泣くカットした部分も多かった」と監督

(写真3枚)

映画『燃えよ剣』の舞台挨拶が10月22日、「T・ジョイ京都」(京都市南区)でおこなわれ、原田眞人監督とお笑いコンビはんにゃの金田哲が登壇した。

大きな拍手で迎えられた原田監督は、「今回キャンペーンの機会は少ないけれど、(新選組誕生の地とあって)京都の皆さんにはどうしても挨拶をしたかった」とコメント。新型コロナウイルスの影響で公開日が1年半延期となった同作だけに「やっとここまでこれた、感無量」と喜びをにじませた。

藤堂平助役を演じた金田は、共演者とオフ日にガールズバーへ息抜きに行った話を披露(2019年当時)。その翌日に土方歳三役を演じる岡田准一から「藤堂さん、切腹です。『撮影中にガールズバーに行くべからず』というのがあるんです」と詰め寄られ、沖田総司役のHey! Say! JUMP山田涼介にも笑顔で「潔く、いっちゃってください」と言われてしまったそうだ。

原田監督は、「そんなことあったんだ。いたかったね、その現場に。そういう団結力や同胞愛を撮りたくて、キャストを選んだ側面もある。キャスト同士の関係性も良いケミストリー(相乗効果)を醸し出してくれた」と改めて俳優陣への感謝を見せた。

司馬遼太郎の同名小説を映画化した同作は、幕末の京都を舞台に描き、V6の岡田准一が新選組副長・土方歳三を演じる。全国の映画館で10月15日より公開中。

取材・文・写真/つちだ四郎

『燃えよ剣』

公開中
原作:司馬遼太郎「燃えよ剣」(新潮文庫刊/文藝春秋刊)
監督・脚本:原田眞人
出演:岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介ほか

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