魚の塩焼き?いやよく見たら…大阪のマシュマロ専門工場が開発

2021.10.17 14:15

魚の塩焼き!? いえ、マシュマロです

(写真5枚)

ツイッターで度々注目を集めている、バーベキュー用の魚型マシュマロ。鮎の形をしたマシュマロがあぶられる様子は「魚の塩焼き」と錯覚してしまうビジュアルで、「想像以上に魚で驚く」「何コレ、アウトドア好きの心をくすぐる一品・・・!」など話題となった。

この「Fish:Mallow BURRRRN!!(フィシュマロ バァァァァン)」を2019年に販売したのは、明治44年創業の菓子製造会社「八千代堂」(大阪市生野区)。「日本のマシュマロで世界をクリエイト」というキャッチフレーズを掲げるほど『マシュマロ命』な会社だ。

今回、「フィシュマロ」が生まれた経緯はもちろん、マシュマロを扱うようになったきっかけなどについて、「八千代堂」の3代目で代表取締役社長の堀江聡さんに詳しく話を訊いた。

──「魚型のマシュマロ」という斬新かつポップな商品ですが、こちらはどのように生まれたのでしょうか?

「BBQでマシュマロを焼く」ということは今や定番になっていますが、アウトドア人気が再燃している今、「デザイン性のあるマシュマロを得意としている弊社なら、なにが出来るだろう?」と考えていたところ、スタッフから「魚の形ならBBQにぴったりじゃないですか」というアイデアがあがったんです。

──なるほど、確かに野外の雰囲気にぴったりですよね。実際に「キャンプのおともに」と購入された方も多いようですが、SNSで話題になってからさらに反響はありましたか?

おかげさまでSNSで拡散されたあと、たくさんのご注文をいただきました! お客さまから「串に刺すところからワクワクする」「家族で大盛り上がりでした」など反響も大きくて。また「マシュマロってこんなにおいしかったんですね」というような、味に関するうれしい感想もいただきました。

──マシュマロ一筋なだけあり、味のクオリティも高いですよね。フレーバーは4種類とのことですが、こちらはどのように決めたのでしょうか。

プレーンに加えて、きな粉と抹茶、コーヒーになっています。試食段階でいろいろな味を食べ比べてみて、スタッフたちが「これはおいしい!」と自信を持てるものだけを選びました。

上からコーヒー、プレーン、抹茶、きな粉味

──お菓子のパッケージとは思えないような、オシャレなパッケージも印象的です。こちらも、何かコンセプトなどがあるんでしょうか?

BBQでマシュマロを焼くという習慣は、アメリカから伝わってきたのが始まりと言われています。なので、アメリカの川べりで豪快に炎で焼いているようなイメージで作りました。

■ 90年以上、マシュマロ一本で勝負

──八千代堂さんは明治時代から続く老舗のお店ですが、当初からマシュマロ作りに力を入れていたのでしょうか。

私の代で3代目なのですが、創業時はせんべい作りからスタートしたそうです。

──せんべいからマシュマロに! すごい転換ですね。

2代目の時代に、形作りや味付けなどマシュマロならではの難しさや面白さと出合ったと聞いています。昭和に入ってからは、今のような『マシュマロ一筋』で勝負し続けています。

鮎型マシュマロの目も1つ1つ手で入れていく

──販売サイトを拝見すると、ほかにもかわいらしいマシュマロがたくさん。やはり普通の形よりも需要が高いのでしょうか。

動物型はやはりキャッチーなのか、「うさぎ」「くま」「にゃんこ」はネット通販『楽天市場』内のマシュマロランキングで何度も上位にランクインしています。さらに、その3匹を詰め合わせた『夢の3匹セット』も安定の人気。これからの時期だとハロウィーンや、お正月モチーフのマシュマロも用意してますよ。

──なるほど、イベントに出てくると盛り上がりそうなマシュマロばかりです! ちなみに「フィシュマロ」のようなユニークなマシュマロの販売は今後予定していますか?

それに関しては、現在開発中なので企業秘密ということで・・・。ですが、フィシュマロの新フレーバー含め、今後もみんなが元気になり笑顔になれるような商品を追加していく予定です。

「フィシュマロ」は、本物の魚のように両面に焦げ目がつくまであぶってから食べるとトロトロ食感が楽しめるそう。ガスコンロで焼いたり生のまま食べることも可能なので、自宅でアウトドア気分が味わいたい人にもおすすめだ。4個入りで880円。

取材・文/つちだ四郎

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