京都・清水の新名物に、老舗のかわいすぎる「串和菓子」

1864年創業の老舗和菓子屋「伊藤軒」(京都市伏見区)が、京都の和装デザインブランド「SOU・SOU」とのコラボレーションしたスイーツ専門店を9月15日にオープン。和菓子を串刺しで提供するスイーツが、新たな観光名物となりつつある。
「伊藤軒」が制服のデザインを「SOU・SOU」に依頼したことから縁がつながり、JR京都伊勢丹店でもコラボした同社。今回の新店舗では、内装や商品のデザインは「SOU・SOU」が監修し、運営・製造・販売を「伊藤軒」がおこなう。
場所は代表的な観光地区・東山の産寧坂沿いと、修学旅行生を筆頭に若い世代が訪れる抜群の立地。そこで誕生したのが「SOU・SOU」のテキスタイルデザインをかたどった4種の異なる和菓子が楽しめる「串和菓子」(500円)だ。
花柄のデザイン「ほほえみ」は、あんに小麦粉などを混ぜて蒸したもちもちの生地に抹茶を加えた「抹茶こなし」に、丸型のデザイン「うらら」は寒天を砂糖と煮詰めた錦玉(きんぎょく)のゆず風味「ゆず錦玉」になっており、「現代風のビジュアルで昔ながらの和菓子をお作りしているので、若いお客さまにも気軽に手に取っていただきやすいようです」と担当者は説明する。
10月からは清水寺近辺の大型駐車場が解禁となり、修学旅行生も多数来訪。女子グループは「かわいい」と入店し、近所のお年寄りも「映えるやつや」と買っていくそう。観光デートで来ていた学生カップルは「インスタグラムで見たことがあって来てみました」と話し、産寧坂をバックに、撮影を満喫していた。
ほかにも衛生面とSNS映えを考慮したソフトクリームやソーダなどのテイクアウトがそろい、ミドル~シニア客がメインとなっていたターゲット層の若返りを狙う。「伊藤軒/SOU・SOU京都清水店」の営業は朝10時~夜9時、当面は営業時間を短縮し、夕方5時で閉店
取材・文・写真/中河桃子
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